グラインドコア&デスメタルモンスター=IMPLORE(インプロア)の3rdアルバム『Alienated Despair』
ドイツ、ハンブルグ産グラインドコア/デスメタルバンド、IMPLORE。これまでに、数枚のEPとスプリット、さらに2015年に初のフルアルバム『Depopulation』、センチュリーメディアとの契約後の2017年には2作目『Subjugate』を発表している。その後、メンバーの交代を経て、2年ぶりにリリースされるのが『Alienated Despair』だ。今作でIMPLOREはより強靭で怒りを手にすることに成功している。フロントマンであり、バンド唯一のオリジナル・メンバーであるGabriel "Gabbo" Dubkoは、「私たちは、生活がシステムと低賃金に支配され、どこかに行く気力すら削がれ、状況が好転することを期待するものの、さらに悪化していく現代社会に生きている。それによる不安、依存、麻薬中毒、恐怖や孤独を感じていることを今作の歌詞にしている」と語る。さらに「これは過去のアルバムのように社会政治的なテーマを扱っている。このテーマを一人称の視点で描いたことによってより個人的な思想や哲学を反映させることができたんだ」。
前作と比べて音質が飛躍的に向上したことも今作における重要なポイントだ。地を這う地鳴りのような低音、クリアで立体的な音像により、迫りくる恐怖感がさらに増幅された狂気の世界が展開されている。今作も前作に引き続き、バンドがほぼ全ての工程関わり制作されたセルフ・プロデュース作品だ。プロデュース、ミキシングは新ドラマーのMarkusを中心にバンドで担当している。
今作にも、絶え間ないデスメタル・リフの波状攻撃、グラインドブラスト、さらにパンキッシュなDビートまで生々しいエネルギーが大噴出している。オールドスクールデスメタル、グラインドコア、カオティック・ハードコア、エクストリーム・メタルを愛するファンたちが諸手を挙げて歓喜するだろう。
PLAYを押したが最後、ギターのフィードバック音から突如狂乱世界へと我々を引きずり込む「Faculties Of Time」から「Despondency」までネクストレベルに到達したIMPLOREによる約31分間・全11ラウンドのショウが始まる。さらに、今作の中でも異彩を放つ「Never Again」ではAT THE GATESのヴォーカリストTomas "Tompa" Lindbergがゲスト参加している。
発売・販売元 提供資料(2019/08/30)