フォーマット |
CD |
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構成数 |
11 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年10月09日 |
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規格品番 |
PROC-2229 |
レーベル |
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SKU |
4988031356838 |
※歌詞対訳付(2,4,16,17,18,20)
※第24回(1986年)レコード・アカデミー賞受賞(交響曲部門) (16)
※本国のオリジナル・アナログ・マスターよりハイビット・ハイサンプリング(24bit/192kHz)化したマスターを使用(アナログ音源のみ)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットも一部掲載)
※解説:増田良介氏(共通序文解説)、作品解説含む解説書合計約100ページ
リリース当時、西側で初めてのショスタコーヴィチの交響曲全集として非常に高い評価を得た、ハイティンクの代表的な録音のひとつ。ロンドン・フィルとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団という2つのオケを使って、まだ冷戦時代であった当時では最大限の解釈とDECCAによる良質な録音により、優れた見識で見事に各曲を描き切ってみせた、当事者(国)以外での制作では最大級の名盤です。この全集の完成後にも全集にならずとも多くの録音が残されてきましたが、曲によってはこのハイティンク盤を超えるまでの完成度に達していない音源も未だ多数あります。録音的にもDECCAのアナログ完成期のロンドン・フィルとの録音と、デジタル最初期にもかかわらず既にその特性を活かした名録音を多く制作してきたDECCA録音陣による収録は質が高く、未だに多くのファンに支持されています。スタンダードな録音以外でも、近現代の作品を多く指揮してきたハイティンクだからこその成果と言える、録音史に残る全集を最新復刻します。
今回のBOXでは、これまで国内盤の全集(2度発売)と輸入盤BOX(管弦楽曲2曲は未収録)の各11枚組では未収録であった1984年4月録音の、リン・ハレルとの「チェロ協奏曲第1番」をセットの枚数はそのままで追加収録しました。ハイティンクがDECCAに録音したショスタコーヴィチ作品、全20曲を全て収録しています。価格面では、最初の国内盤全集時\36,000を超える販売価格から、2005年の再発時には\16,000強にまで下がった販売価格を、このVintageシリーズとしては最大枚数である11枚組として、今回\6,857+税を実現。価格面でもお求めやすくなっています。さらに、国内盤に付属していた約100ページの解説書を、一部(アーティスト・プロフィール等)を除いて再現していますので、パッケージとしての完成度も目指しました。そしてこのシリーズの特徴として、アナログ録音に関しましては、あらためて新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化を行なっており、解説書には一部のオリジナル・ジャケット・デザインも採用していますので、全方位で魅力的なBOXとしています。
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今回の復刻ではジャケットには国内盤全集発売時のものを使用し、解説書で一部オリジナル・ジャケット・デザインも採用。新規の共通序文解説と既出の解説書を一部を除いてブックレットに掲載しました。尚、今回のVintage+plus特別編は全5タイトルを発売します。
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構成数 | 11枚
ドミトリ・ショスタコーヴィチ:
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ヘ短調 作品10 (1925)
2. 交響曲 第2番 ロ長調 作品14 《十月革命に捧ぐ》 (1927)
3. チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
<DISC2>
4. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品20 《メーデー》(1929)
5. 交響曲 第12番 ニ短調 作品112 《1917年》(1961)
<DISC3>
6. 交響曲 第4番 ハ短調 作品43 (1935-36)
<DISC4>
7. 交響曲 第5番 ニ短調 作品47 (1937)、
8. 交響曲 第6番 ロ短調 作品54 (1939)
<DISC5>
9. 交響曲 第7番 ハ長調 作品60 《レニングラード》(1941)
<DISC6>
10. 交響曲 第8番 ハ短調 作品65 (1943)、
11. バレエ組曲《黄金時代》作品22a (1929-30)
<DISC7>
12. 交響曲 第9番 変ホ長調 作品70 (1945)、
13. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 (1953)
<DISC8>
14. 交響曲 第11番 ト短調 作品103 《1905年》(1957)、
15. ロシアとキルギスの民謡の主題による序曲 作品115 (1963)
<DISC9>
16. 交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 《バビ・ヤール》(1962)
<DISC10>
17. 交響曲 第14番 ト短調 作品135 《死者の歌》(1969)、
18. マリーナ・ツヴェタエワの詩による6つの歌曲 作品143a (1973)
<DISC11>
19. 交響曲 第15番 イ長調 作品141 (1971)、
20. 歌曲集《ユダヤの民族詩より》 作品79 (1948)
【演奏】
リン・ハレル(チェロ)(3)、
ユリア・ヴァン・リール=ストゥドベイカー(ホルン)(3)、
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)(17)、
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)(20)、
オルトラン・ウェンケル(コントラルト)(18,20)、
リシャルド・コルチコフスキー(テノール)(20)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(17)、
マリウス・リンツラー(バス)(16)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ジョン・オールディス)(2,4)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ男声合唱団(16)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2,4,6,9,11,12,13,19)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(3,5,7,8,10,14-18,20)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
【録音】
1977年1月14日-16日(13)、1978年3月20日&21日(19)、1979年1月17日&18日(6)、11月12日-14日(9,11)、
1980年1月15日&16日(1,12)、1981年1月25日、27日&28日(2,4)ロンドン、キングズウェイ・ホール
1980年12月15日&16日(17)、1981年5月21日-23日(7,15)、1982年1月25日-26日&2月1日(5)、12月20日&21日(10)、
1983年5月2日-4日(14)、12月12日(20)、12月15日(18)、12月19日(6)、1984年4月2日&3日(3)、10月14日&15日(16)
アムステルダム、コンセルトヘボウ
【原盤】Decca
【Original Recordings】Recording Producers: Andrew Cornall (1-5,7,8,10,12,14-18,20)、 Richard Beswick (6,9,11,19)
Balance Engineers: Colin Moorfoot(1-5,7-15,17-20), Simon Eadon(1,12,13), Peter Cooke(1,9,11,12), John Pellowe(16), James Lock(17)
【First LP Release】
SXL6838 (op.93), SXL6906 (op.141), SXL6927 (op.43), D213D2 (opp.22a, 60), SXDL7515 (opp.10, 70), SXDL7535 (opp.14, 20), SXDL7532 (op.135),
SXDL7551 (op.47), SXDL7577 (opp.112, 115), SXDL7621 (op.65), 414 125-26 (opp.54, 103), 414 410.1DH2 (opp.79, 113, 143a), 414 162.1DH (op.107)
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
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5.[CD]
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6.[CD]
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7.[CD]
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8.[CD]
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9.[CD]
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10.[CD]
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11.[CD]
かれこれ30年前に初めてバラで揃えた思い出の全集である。特に11番の演奏に衝撃を受けた。ハイティンクの演奏でショスタコに馴染んでしまったために、この曲ではこの演奏以上のものに出会えていない。12,13番も鋭く迫ってくる。4,8,10番もなかなかの物。ただ、有名な5番は真面目過ぎると言うか、もう少しドスの利いた恐ろしさがあってもいいのではないかと思ったり。これはやっぱりロジェストヴェンスキーの演奏が一番かな。録音もデッカのアナログ最盛期からデジタルへ移行するタイミングで、11番はじめ、打楽器群の迫力は凄まじい。今でも自分の最高のタコ全はハイティンクです。
ショスタコーヴィチの交響曲全集が歌詞対訳も付いたこの内容、この価格というショスタコーヴィチマニアにも初心者にもおすすめのBOX。フィッシャー=ディースカウとヴァラディによる交響曲14番"死者の歌"なども歌詞を見ながら聴けるのがありがたい。
しっかりした解説書を読みながら、交響曲を聴いてみると、ショスタコ-ヴィチの偉大さ、斬新なアイデアがよくわかった。 録音もよい、過去、歌詞が入った曲は興味がなかったがななかいい曲でした。
出来れば、チェロ協奏曲以外の協奏曲も収録して欲しかった。
鈴木秀昭
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