前作『HEX』で新たなるステージへ踏み出したROTH BART BARON。音楽誌の年間ベスト入り、『HEX』ツアーでは2018年12月の東京公演、ファイナルとなった5月の渋谷WWW公演をともにソールドアウトさせ、前ツアーの3倍の動員を記録。またアジカンの全国ツアー参加や、夏には『SWEET LOVE SHOWER '19』等フェスにも出演など、これまで以上の反応を得て、バンドは今大きな成長を遂げている。この手応えを確かなものにするべく来年5月に目黒パーシモン大ホールでの単独公演を決定。念願であったホールでの演奏も作品のコンセプトとしニューアルバムを完成させた! (C)RS
JMD(2019/08/29)
シンガー・ソングライターもラッパーも抑えたトーンで個人の言葉を綴るこの時代、ROTH BART BARONもまた彼らと歩調を合わせつつ、一人一人が肩を寄せ合うような、過去でも未来でもない共生社会を音楽で描き出す。童謡のような"けもののなまえ"で稀有な存在感を放つ弱冠14歳のHANAをはじめ、ermhoi、Maika Loubte、優河という才媛たちが三船雅也に寄り添い、音数を絞ったトラックの上で紡ぐ歌の数々はどれも味わい深いものばかり。徳澤青弦カルテットによる流麗なストリングスも、異質な個性を持った岡田拓郎のギターも、それぞれがこの世界を構成する主人公の一員だ。寂寥感と昂揚感が波のように寄せては返す構成も見事で、賞賛を集めた前作『HEX』をも上回る、現時点での最高傑作。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.433(2019年11月25日発行号)掲載)
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