音楽・アート・文化、多岐に渡り活躍するソニック・ユースのキム・ゴードンによるキャリア初となるソロ・アルバム完成!
グランジ/オルタナ界の代表格として現在までカルト的な人気を誇るバンド、ソニック・ユースのベーシストとして知られるゴッドマザー、キム・ゴードンが、40年近くにわたるキャリア史上初となるソロ名義でのアルバム『No Home Record』をリリース!
輝かしい音楽キャリア以外でも、ビジュアルアーティストとして数多くのアート作品を制作し、多くのアート・ギャラリーに展示されているほか、ブランドX-Girlを立ち上げたことでも知られファッションアイコンとしても絶大な支持を今なお受けている。
そんな彼女の初ソロ・アルバムとなる本作は、チャーリーXCX、エンジェル・オルセン、イヴ・トゥモア、そしてヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルなどのアルバムを手掛けたジャスティン・ライセンをプロデューサーに迎えロサンゼルスでレコーディングが行われた。
アルバムでは文化的批評や暴露、ユーモアを交えた独特な作詞能力に加えて、前衛的かつ挑戦的な音作りや水彩画のように淡く温かみのある魅力的なヴォーカルを披露し、音楽キャリアにおける色々な意味での彼女の再帰であり、新たな出発点とも言える1枚がここに完成した。
発売・販売元 提供資料(2019/08/23)
ソニック・ユースのメンバーとして活動、USオルタナティヴ・ロック・シーンのゴッドマザー、キム・ゴードンが約40年の音楽キャリアにおいて初のソロ・アルバムを完成。プロデュースを手掛けたのはエンジェル・オルセンやスカイ・フェレイラ、イヴ・トゥモアを手掛けたジャスティン・ライセン。優雅なストリングスと不穏なエレクトロ・ビートが絡まる"Sketch Artist"の強烈さ、ヒリヒリしたヴォーカルが唸るノーウェイヴなアート・ロック"Air BnB"、盟友YoshimiO(ボアダムス)の作品にも通じるトライバルなサウンド、どうしてもソニック・ユースの影を感じさせる楽曲など、ロックでパンクでノイズで前衛的、それらすべてをクールで軽やかに奏でてしまう。あなたには誰も敵わない。
bounce (C)中井幹代
タワーレコード(vol.432(2019年10月25日発行号)掲載)
ソニック・ユースのベーシストとして知られるキム・ゴードンのキャリア初となるソロ・アルバム。ソニック・ユースの解散以降はフリー・キトゥン、ボディ/ヘッドといったバンドでの活動や自伝、美術評論集の出版等々…多彩な活動を繰り広げてきたキム・ゴードンだが、待望のソロ・アルバムは、ジョン・ケイルなどのアルバムのプロデューサーとして知られるジャスティン・ライセンをプロデュースに先鋭的な音作りに挑んでいる。すでに3年まえに発売された《Murdered Out》で前衛的な音作りが話題になっていたが、全9曲においてその音楽的な挑戦が繰り広げられている。
intoxicate (C)荻原慎介
タワーレコード(vol.142(2019年10月10日発行号)掲載)