2018年結成20周年イヤーを迎え、ミニアルバム、インディーズベストのリリース、全国ツアーを経て自身3度目となる日本武道館公演で周年イヤーを締めくくったTHE BACK HORN。2015年11月リリースの11thアルバム『運命開花』以来、約4年ぶりとなる12thオリジナルフルアルバムをリリース。前作『運命開花』は菅波(Gt)中心で制作した原点回帰を意識した作品となったが、新作はメンバー全員が作詞作曲を担当した"リアルアップデート型THE BACK HORN"ともいえる作品。先行配信中の「心臓が止まるまでは」他を収録。 (C)RS
JMD(2019/09/11)
前作『運命開花』から約4年ぶりのリリースとなる、通算12枚目のオリジナルアルバムのタイトルは『カルペ・ディエム』。「カルペ・ディエム(Carpe diem)」はラテン語で、古代ローマの詩人・ホラティウスの詩に登場する語句であり、「その日を掴め/今を楽しめ」などと訳される。
THE BACK HORNはこの言葉を「今を掴め」と解釈し、これまでもTHE BACK HORNが歌ってきた「生きる事、生命感」を今後も歌い続けるという決意が込められた作品となっている。今作には6月から先行配信中の"心臓が止まるまでは"のほか、新曲全11曲が収録。
発売・販売元 提供資料(2019/08/13)
笑っちゃうほど凄い曲ってたまにあるけど、この12枚目のアルバムに収録されている"心臓が止まるまでは"がまさにそれ!呪術的な迫力さえ漂うカオティックな音像で喜怒哀楽を渾然一体にして、〈全身全霊生きたがって叫ぼうぜ〉と結ぶ痛快さには恐れ入りました。ストリングスを大胆に配した"デスティニー"、カラフルな電子音×エモい和風のメロが最高の"太陽の花"など、リミッターをもう一段階外してきている。
bounce (C)田山雄士
タワーレコード(vol.432(2019年10月25日発行号)掲載)