クラシック
CDアルバム

アッレーグリ: ミゼレーレ、モンテヴェルディ、ほか

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フォーマット CDアルバム
発売日 2019年09月27日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルAlpha
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 NYCX-10093
SKU 4589538745028

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
アッレーグリの「ミゼレーレ」
ANAMORFOSI~ローマと北イタリアのバロック声楽芸術

クラウディオ・モンテヴェルディ(1567~1643)
アクィリーノ・コッピーニ(生年不詳~1629)
グレゴリオ・アッレーグリ(1582~1652)
アンブロージオ・プローフェ(1589~1661)
ドメーニコ・マッツォッキ(1592~1665)
アントニオ・マリア・アッバティーニ(1595~1679)
ルイージ・ロッシ(1597~1653)
マルコ・マラッツォーリ(1619~1662)

1-5) ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください) アッレーグリ
6) 翼のある伝令が ロッシ
7) これほどまでに甘美な苦しみ モンテヴェルディ
8-10) 主よ、どうかあなたの激しい怒りを 作者不詳
11) わたしたちの命は短い マッツォッキ
12) シンフォニア~『天国の劇』より アッバティーニ
13-14) 誰が無垢なる日々を取り戻し得ようか マラッツォーリ
15) アリエッタ「ああ、かくも強く眠りが」 マラッツォーリ
16) マリア、なぜ泣いているのですか モンテヴェルディ&コッピーニ
17) 過越の祝いに モンテヴェルディ&プローフェ

【演奏】
デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(ソプラノ)
エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)
アナイス・ベルトラン(アルト)
ニコラス・スコット、ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)
マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(バリトン)
ヴィルジル・アンスリ(バス)

ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ミラ・グロデアヌ、フィオーナ=エミリー・プパール(ヴァイオリン)
アドリアン・マビール(木管コルネット)
ルカス・ペレス(リローネ)
フランソワーズ・エノク(ヴィオローネ)
サラ・アゲダ(バロックハープ)
マルアン・マンカル(オルガン)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)

【録音】
2018年6月、ボーム=レ=メシュー大修道院跡

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。 (C)RS
JMD(2019/08/16)

【同時代作品とともに解き明かす、バロック本来の「ミゼレーレ」】
Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。
録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも!アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目のプログラムです。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2019/08/08)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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購入を決めたのは、アレグリの祥月命日(1652年2月7日)、購入ボタンをクリックしてから、鎧戸を開けると雪が降っていた。日本に大寒波到来の週の土曜日だった。
詩編51章7節を思い出した。
“Asperges me hysopo, et mundabor: lavabis me, et super nivem dealbabor.
汝ヒソブを以て我を浄めたまえ
さらば我浄まらん
我を洗いたまえ
さらば我雪よりも白からん”
本録音は、発売当初から知っていたが、耳が啓くまでは真価が聞こえないまたは響かないので、ようやくアルバム購入なった。時宜を得ると、全身に響きだす。合唱も含めて歌唱の活力に、何回も心身が聴くことを欲する愛聴盤となった。
既に、「全ての告解者のために」と解説されていた、オックスフォード・ニュ―・カレッジ合唱団の録音を愛聴していた。今回は、単品の魅力だけでなく、製作意図に沿って理解や鑑賞を深めたいと願ってのに入手。日本語解説には、期待通り、丁寧な訳注も付記されている。しかし、キリスト教圏の文化の伝統の厚みには、まだまだ知識不足を痛感することから始まる。
また、解説にも登場したスウェーデン女王クリスティ―ナの存在感が増して、ようやくE.カッシ―ラ―『デカルト、コルネ―ユ、スウェ―デン女王クリスティナ』を購入する運びになった。この著作を知ってから一年以上経過。何事も時宜を得てとは思うが、独学は恐ろしいほど時間がかかり、未読の本の数だけ寿命があると思いたい。
今回のアルバム入手から、改めてαレベ―ルのタワレコにおけるラインナップを総覧した。魅力的で意義ある価値ある企画に、本レ―ベルの快進撃の理由と軌跡を知り得た。
今後、更に眼界や耳界が拡がることを期待する。
αレ―ベルの弥栄を祈念して。
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