4thアルバム『HEARTBEAT』から6年、dj hondaとのタッグによる5thアルバム『Unfinished Connection』から4年の歳月を経て、北の不死鳥:B.I.G.JOEが再びこのゲームに帰ってくる。今作のレコーディングは北海道のカントリーサイドにある本人の自宅兼スタジオと、カリフォルニア州イングルウッドの滞在先で行われており、まさにアルバム全編に渡って流れる緩やかな風と空気、優しさに溢れる視点は、唯一無二であるとともに、彼の原点であり、一つの答えであると言える。B.I.G.JOE、6枚目のソロアルバム、タイトルは『Tenderness』。脂が乗って成熟した男の、まさに<不朽の名作>ここにあり。 (C)RS
JMD(2019/08/20)
dj hondaとのタッグ作から数えても4年ぶりとなる待望久しい新作は、旧知のBUNも要所で迎えつつ大半の楽曲で初顔合わせに臨んだ意欲作に。DJ SCRATCH NICEやgrooveman Spotらの90年代マナーにはリアルタイマーならではの地力で応じ、サイケなトラップやAaron Choulai製のジャズ系も自在な語り口で操る。EVISBEATSの温かなループで愛妻に捧げた"Mature Love"に至るまで、無骨で男前な人間味が濃厚に滲む傑作だ。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.431(2019年9月25日発行号)掲載)