FIVE NEW OLD、メジャーセカンドアルバム。
シングル曲"Gotta Find A Light"、"What's Gonna Be?"のほか、日本語歌詞も取り入れマーチングとアフリカンビートを織り交ぜた"Keep On Marching"や、カップリングツアーを行い親交を深めたLUCKY TAPESのKai Takahashiとの共同アレンジによる"Magic"、踊Foot Worksのギタリスト・Tondenheyとの共同アレンジ曲"Same Old Thing"など、バンドの多種多様な音楽性を発揮させた全13曲を収録。さらに、ギタリスト・是永巧一、キーボーディスト・山本健太、Sax・村上大輔、Trumpet・チャンケン、Trombone・NAPPIがレコーディングに参加。
『Emulsification』(エマルシフィケーション)は、直訳すると「乳化」。水と油のように本来は混ざり合わないものでも、ある触媒を1つ入れることで互いが溶け合う「安定していないものを安定させるための媒介操作」のことを言う。普段の暮らしの中で抱える「悩みや想い」と音楽を楽しむ「喜び」が共存して、人生が豊かになるような音楽を届けたいという想いが込められている。
初回生産限定盤に付属のDVDには、2019年5月25日に行ったマイナビBLITZ 赤坂でのワンマンライヴの模様が全20曲フルで収録。
発売・販売元 提供資料(2019/07/18)
約1年8ヶ月ぶりとなる2nd ALBUM。シングル曲「Gotta Find A Light」「What's Gonna Be?」のほか、EPから「Please Please Please」、日本語歌詞も取り入れマーチングとアフリカンビートを織り交ぜたアップビートな「Keep On Marching」のほか、カップリングツアーを行い親交を深めたLUCKY TAPESのKai Takahashiとの共同アレンジによる「Magic」など、今作でもバンドの多種多様な音楽性を遺憾無く発揮させた楽曲を収録。 (C)RS
JMD(2019/07/18)
サポートのSHUN(ベース)が正式加入して初のアルバムで掲げたテーマは〈乳化〉。水と油のように本来混じり合わないものを調和させるという言葉の意味そのままの音作りが本作では実践されている。Tondenhey(踊Foot Works)が共同アレンジで参加したホンネばりの先鋭的エレクトロ・ソウル"Same Old Thing"、高橋海(LUCKY TAPES)を迎えてドゥワップ調の美メロをモダンに聴かせる"Magic"、大御所の是永巧一(ギター)と交わったシックなディスコ"Pinball"など、世代を超えたゲスト陣を含め、さまざまな要素を撹拌して粋なポップスに仕立てる技は一級のパティシエ級。名曲感漂うロッカバラード"Set Me Free"のように、サウンド面の工夫だけでなく曲自体の良さも際立っているのが本作の肝だ。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.431(2019年9月25日発行号)掲載)
バンドの初期のバックグラウンドもしっかり反映されているようにも感じました。
完成度が高いと同時にまだまだ進化していくのだろうなと思わされます。