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クラシック
CD
ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集 [34CD+DVD]
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在庫状況 について

商品の情報

フォーマット

CD

構成数

35

国内/輸入

輸入

パッケージ仕様

ボックス

発売日

2019年09月27日

規格品番

4837288

レーベル

SKU

028948372881

商品の紹介
激動の時代を生きた20世紀を代表する伝説の指揮者による貴重な録音遺産

20世紀を代表する伝説の指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)は現代の音楽界にも多大な貢献を成し遂げています。その遺産ともいうべき録音が、初期のものから戦時中の張りつめた環境で行われたもの、戦後の活力あるドイツ・グラモフォンのセッション録音まで、年代順にまとめられたBOXが発売されます。CD34枚組とDVD1枚のセット。

この独創的で才気あふれる指揮者の芸術はロマン派の理想主義の伝統に深く根付き、ここではオーストリア=ドイツのレパートリーの原点が示されています。フルトヴェングラー自身が作曲した交響曲第2番も収録され、作曲家としての顔も披露しています。

DVDは1954年ザルツブルク音楽祭で収録されたモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』です。「最高のドン・ジョヴァンニ」と称えられたチェーザレ・シエピを始め、魅力的な当時の名歌手たちが出演しています。この数ヵ月後に亡くなったフルトヴェングラーの指揮姿を見られる貴重な映像でもあります。

76ページのブックレットには、ノーマン・レブレヒトによるフルトヴェングラーの伝記
など充実したエッセーや貴重な写真資料も掲載されています。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
発売・販売元 提供資料 (2019/07/10)
収録内容

構成数 | 35枚

合計収録時間 | 00:00:00

【曲目】
[戦前の録音]
《CD1》
1) メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』序曲Op.21、
2) J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番BWV1068より「アリア」、
3) シューベルト:『ロザムンデ』D797よりバレエ音楽第2番、
ワーグナー:
4) 歌劇『ローエングリン』より第1幕への前奏曲、
5) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より第1幕への前奏曲、
6) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」、
7) シューベルト:『ロザムンデ』序曲D797、
8) R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1929年(1-3)、1930年(4-8)

《CD2》
メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』Op.26、
2) ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』Op.24より「ハンガリー行進曲」、
3) シューベルト:『ロザムンデ』D797より間奏曲第3番、
4) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番BWV1048より第1楽章・第3楽章、
5) ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』序曲、
6) ブラームス:ハンガリー舞曲第1番・第10番、
7) ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.46より第3番、
8) ウェーバー:舞踏への勧誘Op.65(ベルリオーズ管弦楽編)、
9) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「葬送行進曲」、
10) メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』Op.26(リハーサル)
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1930年(1-7,10)、1932年(8)1933年(9)

《CD3》
1) ベートーヴェン:『エグモント』序曲Op.84、
モーツァルト:
2) 歌劇『フィガロの結婚』序曲K.492、
3) 歌劇『後宮からの誘拐』序曲K.384、
4) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』序曲、
5) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77より序曲・間奏曲、
6) モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525(管弦楽版)、
7) J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲、
8) R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(抜粋)
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1933年(1-3)、1935年(4,5)、1936年-1937年(6)、1936年(7)、1930年(8)

[戦時中の録音]
《CD4》
ブルックナー:交響曲第5番
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1942年(ライヴ)

《CD5》
1) ブラームス:ピアノ協奏曲第2番Op.83、
2) モーツァルト:交響曲第39番K.543
[演奏]エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)(1)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1942年(ライヴ)(1)、1943年(ライヴ)(2)

《CD6》
シューマン:
1) ピアノ協奏曲Op.54、
2) チェロ協奏曲Op.129
[演奏]ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)(1)、
ティボール・デ・マヒューラ(チェロ)(2)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1942年(ライヴ)

《CD7》
1) モーツァルト:交響曲第39番K.543、
2) シューベルト:交響曲第9番D944『ザ・グレイト』
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1944年(ライヴ)(1)、1942年(ライヴ)(2)

《CD8》
ベートーヴェン:
1) 『コリオラン』序曲Op.62、
交響曲
2) 第4番Op.60、
3) 第5番Op.67『運命』
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1943年(ライヴ)

《CD9》
ベートーヴェン:
1) ピアノ協奏曲第4番Op.58、
2) 交響曲第7番Op.92
[演奏]コンラート・ハンゼン(ピアノ)(1)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1943年(ライヴ)

《CD10》
1) シベリウス:交響詩『エン・サガ』Op.9、
2) R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28、
3) ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1943年(ライヴ)(1,2)、1944年(ライヴ)(3)

《CD11》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、
2) 交響曲第4番Op.60
[演奏]エーリヒ・レーン(ヴァイオリン)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1944年(ライヴ)(1)、1943年(ライヴ)(2)

《CD12》
R.シュトラウス:
1) 家庭交響曲Op.53、
2) 交響詩『ドン・ファン』Op.20、
3) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲Op.77
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1944年(ライヴ)(1,3)、1942年(ライヴ)(2)

《CD13》
ブルックナー:交響曲第9番
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1944年

《CD14》
ブルックナー:交響曲第8番
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1944年

《CD15》
1) ブラームス:交響曲第2番Op.73、
2) ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番Op.72b
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1945年(1)、1944年(2)

《CD16》
フランク:交響曲ニ短調
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1945年

[戦後の録音]
〈放送録音I〉
《CD17》
ベートーヴェン
1) 交響曲第5番Op.67『運命』、
2) 『エグモント』序曲Op.84
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1947年(ライヴ)

《CD18》
R.シュトラウス:
1) 交響詩『ドン・ファン』Op.20、
2) メタモルフォーゼン(23の独奏楽器のための)、
3) ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1947年

《CD19》
1) J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番BWV1068、
ヘンデル:
2) 合奏協奏曲Op.6 No.5、
3) 合奏協奏曲Op.6 No.10、
4) 合奏協奏曲Op.6 No.10、
5) グルック:歌劇『アルチェステ』序曲
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1948年(1)、1954年(2)、1944年(ライヴ)(3)、1950年(4)、1951年(ライヴ)(5)

《CD20》
ワーグナー:
1) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、
2) 歌劇『タンホイザー』序曲、
3) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲、
4) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」、
5) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より「金曜日の音楽」、
6) 楽劇『神々の黄昏』より「ジークフリートの葬送行進曲」
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1949年(ライヴ)(1,3,4,6)、1951年(2,5)(2:ライヴ)

《CD21》
ブルックナー:交響曲第7番
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年

《CD22》
1) ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』、
2) ラヴェル:スペイン狂詩曲
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年

《CD23》
チャイコフスキー:交響曲第6番Op.74『悲愴』
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年

〈ドイツ・グラモフォン録音〉
《CD24》
1) ハイドン:交響曲第88番Hob.I:88、
シューマン:
2) 『マンフレッド』序曲Op.115、
3) 交響曲第4番Op.120
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年(1)、1949年(2)、1953年(3)

《CD25》
1) シューベルト:『ロザムンデ』序曲D797、
2) 交響曲第9番D944『ザ・グレイト』
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1953年(ライヴ)(1)、1951年(2)

《CD26》
フルトヴェングラー:交響曲第2番
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年

〈放送録音II〉
《CD27》
1) ブラームス:交響曲第1番Op.68、
2) ベートーヴェン:大フーガOp.133
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1952年(1:ライヴ)

《CD28》
ベートーヴェン:交響曲
1) 第7番Op.92、
2) 第8番Op.93
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1953年(ライヴ)

《CD29》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、
2) 『レオノーレ』序曲第2番Op.72a、
3) ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲Op.81
[演奏]ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)(1)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1953年(1)、1949年(2)、1954年(3)

《CD30》
ブラームス:
1) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a、
2) 交響曲第3番Op.90、
3) シューベルト:交響曲第8番D759『未完成』
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1950年(1)、1954年(ライヴ)(2)、1952年(ライヴ)(3)、

〈デッカ録音〉
《CD31》
1) フランク:交響曲ニ短調、
2) シューマン:交響曲第1番Op.38『春』
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1953年(1)、1951年(2)

《CD32》
1) ベートーヴェン:『コリオラン』序曲Op.62、
2) ブラームス:交響曲第2番Op.73
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
[録音]1951年(1)、1948年(2)

《CD33》
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年

[ボーナス]
《CD34》
1) ベートーヴェン:交響曲第5番Op.67『運命』、
2) ヴィルヘルム・ヘルトヴェングラー、音楽を語る
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
[録音]1926年(1)、1951年(2)

《DVD》
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527
[演奏]
チェーザレ・シエピ(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)、
デジェー・エルンシュテル(バス/騎士長)、
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ/ドンナ・アンナ)、
アントン・デルモータ(テノール/ドン・オッターヴィオ)、
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ/ドンナ・エルヴィラ)、
オットー・エーデルマン(バス/レポレッロ)、
ヴァルター・ベリー(バス/マゼット)、
エルナ・ベルガー(ソプラノ/ツェルリーナ)、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:ヘルベルト・グラーフ、
制作・監督:パウル・ツィンナー
[収録]
1954年10月、ザルツブルク音楽祭における収録

【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
    • 1.
      [CD]
    • 2.
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    • 3.
      [CD]
    • 4.
      [CD]
    • 5.
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    • 6.
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    • 7.
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    • 8.
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    • 9.
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    • 10.
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    • 11.
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    • 12.
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    • 20.
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    • 29.
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      [DVD]
カスタマーズボイス
総合評価
5.0
★★★★★
★★★★★
(3)
    評価する:
★★★★★
★★★★★
投稿日:2020/12/31

フルトベングラーの録音がソ連から拡散したのは、雪解け時代、ソ連の音楽アカデミーの特別クラス(党の政策で音楽の天才教育を受ける特別選抜学生)用に限定部数を作成した教育用レコード(非売品)が源泉との話を聞いた。フルトベングラーは第3帝国の枢密顧問官で、ハーケンクロイツ旗の掛かった演奏会で第9を演奏している姿からも、戦争裁判は免れない人だった。スターリン体制の空気が漂うソ連で、第3帝国を代表するようなフルトベングラーの録音をレコードにすること自体、ソ連では実刑、風向きによっては、命の危険のある行為だ。今日、CDを買えば過去の偉大な演奏を聴くことが出来る。フルトベングラーは生前「自分は二キッシュからのみ指揮を学んだ」と云うが、二キッシュの高品質録音が残っていれば、フルトベングラーも色褪せたかもしれない。現代の音楽家は極めて不利な立場だ。音楽は職業演奏家の所有物ではない。人々の支持を得られなければ、音楽界は歴史から消滅を免れない。良貨が悪貨を駆逐することは、経済の鉄則だ。フルトベングラーは音の背後の世界を知る希有の指揮者だった。リハーサルでは口数が少なく「もう一度、私と一緒に」が特徴だった云う。姿を現すだけで音が変わる云われたフルトベングラーの演奏を、言葉で説明できるだろうか。音楽自体が言語ではないのか。今後、なによりも楽団を厳正に統御し、教導する指揮者を期待する。二キッシュやリヒターも楽団出身の指揮者だった。今回、録音的に諦めていた初期の作品が鮮明となり、アレキサンドリアの聖金曜日も霊感の高揚が美しく、51年スカラ座のパルシファルの発見が切望される。これほど立派な演奏を揃えるのにコレクターは随分苦労を重ねた。これからも愛好家の指揮芸術の心眼を開くだろう。DXの時代、誰もが素晴らしい演奏に触れることが叶い、優れた演奏が多くの人に知られ、責任ある自由な意見が流通するオープンクラッシックな世界の到来を期待したい。

★★★★★
★★★★★
投稿日:2020/10/06

フルトヴェングラー通を標榜するアマチュア指揮者がブラームスの第2協奏曲の練習時に、首席チェリストに対し「こんな風に弾いて」と当盤の演奏をわたしていたのは大受けしました。自分の言葉で説明、指導ができない典型的な例として語り継がれています。

★★★★★
★★★★★
投稿日:2019/10/12

Boxなら纏めて保存できるので再購入した。曽てのdiskは戦前や戦中の録音は雑音の中に「ドンシャリ」和音をかすかに聴く代物。今回は詳細データは明記されていないが、中音域まで明瞭に再生でき、音楽鑑賞可能となった。そのためFの演奏意図が完全理解出来る。特に、Fisher やGieseking等の巨匠による協奏曲は彼の録音では希有な演奏で、名盤としてお勧めしたい。

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