ブルーノートから2019年デビューした若き天才ヴィブラフォン奏者ジョエル・ロスのデビュー・アルバムの180g重量盤2LPがリリース。
シカゴ生まれ、現在はNYブルックリンをベースに活動。これまでMakaya McCravenの『Universal Beings』、Walter Smith III & Matthew Stevensの『In Common』、James Franciesの『Flight』、Marquis Hillの『Modern Flows, Vol. 2』などに参加してきたロスが、これまでMilt JacksonやBobby Hutcherson、そしてStefon Harrisなど素晴らしいジャズ・ヴィブラフォン奏者をリリースしてきたブルーノートと契約!
若いエネルギーと明るいエモーションを兼ね備えた才能を存分発揮したデビュー・アルバムでプロデューサーにはベーシストである Harish Raghavanを迎え、彼のGood Vibes Bandを招集。 Immanuel Wilkins (as) Jeremy Corren(p) Benjamin Tiberio (b) Jeremy Dutton(ds)、ゲスト・ヴォーカリストに Gretchen Parlat(vo)も迎えインスピレーション豊かな世界を展開。12曲中11曲はロスのオリジナル、ジャケット写真の示す通り、家族への愛にあふれた作品でタイトル・トラックは母親に、そのほか双子の兄弟、父親、姪などに捧げられた曲で構成されている。
発売・販売元 提供資料(2019/07/01)
季節の変わり目に何かいい音楽はないかと思っていたら、ヴィブラフォニストの新譜が届いた。ほぼ全てオリジナルで、ウォルター・スミス三世やベン・ウェンデルに似た響きの作品が並ぶ。新人ならではの硬さのようなものが抜けてない感じがするのがこれまた新鮮。ライオネル・ハンプトン、ミルト・ジャクソン、ゲイリー・バートン、ボビー・ハッチャーソンなど、凄腕の天才たちが腕を競ったこの楽器に現れた新たな才能の爽やかな響きが気持ちいい。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.142(2019年10月10日発行号)掲載)