1991年生まれ、28歳、大注目のジャズ・シンガー/ソングライターの日本デビュー・アルバム。全12曲中、8曲は自身のオリジナル、カヴァーはジョン・ヘンドリクス、エリカ・バドゥ、ラシェル・フェレル+スタンダード1曲で構成。プロデュースを手掛けるのは前作同様、クリス・ダン。 (C)RS
JMD(2019/07/12)
ジャズ界の名立たるコンペティションで優勝してきたダラス生まれの大注目ヴォーカリストがコンコードに移籍して新作を発表。クリス・ダンが引き続きプロデュースを手掛け、ジョン・ヘンドリクスやラシェル・フェレルを取り上げつつも、大半はオリジナルで勝負している。ただ、やはり注目は高校の先輩にもあたるエリカ・バドゥの"Green Eyes"で、ジャケの〈エリカ巻き〉に違わぬ雰囲気のニュアンスに富んだ歌唱が最高だ。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.430(2019年8月25日発行号)掲載)
サラ・ヴォーン、モンクの両コンペを勝ち取り、2017年発表のデビュー作はグラミーにもノミネート、と、実績は十二分、1991年生まれの若きジャズシンガー。2作目となる本作で彼女が一人のシンガーからジャズ音楽家として大きく成長した姿を見た。彼女の発する一音一音があらゆる制約から自由であり、ブレスの端にもスウィングがある。それらがバンドの演奏までも司る様に天賦の才を感じざるを得ない。エリカ・バドゥ『ママズ・ガン』のラストを飾るジャズナンバー、《グリーン・アイズ》のカヴァーも素晴らしく、彼女が次世代のジャズ・ディーヴァとしてシーンを牽引していく象徴的なナンバーだ。
intoxicate (C)片切真吾
タワーレコード(vol.141(2019年8月20日発行号)掲載)