| フォーマット | UHQCD |
| 発売日 | 2019年09月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ユニバーサルミュージック |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UPCY-40039 |
| SKU | 4988031344873 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:38:05
オフコースのアルバムが高音質UHQCDで再発売!大間ジローと松尾一彦に清水仁も加わり、5人編成のバンドとなって制作されたスタジオ5作目。優しさに溢れるサウンドはそのままに、随所に取り入れた都会的な要素が、その後の展開と可能性を感じさせる。(1977年発表/2015年マスター)

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
もちろん、前半に配置された小田作品3曲(「思い出を盗んで」「愛のきざし」「秋の気配」)も、それぞれに個性的で存在感のある質の高い楽曲だし、アルバムを代表するナンバーと言っていい。しかし、それに負けず劣らず鈴木作品が素晴らしい。
導入の「INVITATION」から大人の香りが漂っている。海の匂いのするコンテンポラリーな「潮の香り」もさざ波のように心地よい。極めつけはレコード盤でいうB面の奇蹟のような三連打だ。
リズミカルに始まる「変わってゆく女」は、恋人たちの”粋”な別れをファッショナブルに描いたナンバーで、お互いの気持ちが離れていく様子が、コマ送りのように男女それぞれの冷めた目線で綴られている。女性を”お前”と呼ぶところも冷ややかだ。果たして”変わっていく”のは”女”だけなのだろうか…。
続く「あなたがいれば」は、一転、純粋な”愛”が感じられるバラードだ。お互いが”あなた”と呼び合っている。気になるのは、”あなた”が”僕”の近くにはいないのではないか、ということなのだが…。「ピロー・トーク」のように、”私”の傍にいることを願いたい。
3曲目の「恋人よ そのままで」は、時が流れても、歳を重ねても、ずっと恋人同士のようなピュアなままの気持ちでいる様子が覗える。何とも睦まじいラヴ・ソングだ。
この頃、あるいは前作辺りから、オフコースの5人体制は出来上がっていたものと思われるが、このアルバムでは、まだ、2人がお互いの個性をぶつけ合っていて、結果、このような良質のデュオ・アルバムとして送り出されることなった。