グラスゴー出身のローレン・メイベリー、マーティン・ドハーティ、イアン・クックによる人気バンド、CHVRCHES(チャーチズ)が、、新たな代表作として人気の『Love IsDead』の新装盤CDをリリース!
本作はボーナス・トラックとして、水曜日のカンパネラ参加の「Out Of My Head」に加え、今回初CD化される『Hansa Session EP』が全曲追加収録される。『Love Is Dead』では、アデルやベックを手がけ、グラミー賞にて最優秀プロデューサー賞を2年連続で受賞したグレッグ・カースティンと、ブリット・アワードで最優秀プロデューサー賞を受賞したスティーヴ・マックという二人の外部プロデューサーを初めて迎えている。ローレン自身もバンド史上最高にポップな作品と語る通り、「Get Out」や「Graffiti」、ザ・ナショナルのフロントマン、マット・バーニンガーがゲスト参加した「My Enemy」、テラスハウスの新オープニング曲としても話題の「Graves」などのヒット曲が多数収録。
今回の新装盤に新たに加えられた『Hansa Session EP』には、『Love IsDead』収録曲のアコースティックや弦楽四重奏バージョンなど5曲が収録されており、レコーディングは、ドイツ・ベルリンにある著名なレコーディング・スタジオ、ハンザ・スタジオで行われている。ハンザ・スタジオは、デヴィッド・ボウイのベルリン三部作が制作されたスタジオとして知られており、デペッシュ・モードやU2、イギー・ポップら数々の偉大なるアーティストたちの名盤を生んだ場所として知られている。
発売・販売元 提供資料(2019/06/28)
グラスゴーの3人組が、グレッグ・カースティンやスティーヴ・マックら初めて外部プロデューサーを迎えて仕上げた3年ぶり3枚目のアルバムだ。抜けの良いドラムスや煌びやかなシンセなど相変わらず80sエレポップ色を全開にしつつ、トラップっぽいプロダクションをはじめ、グレッグとの制作の舞台になったUSのトレンドを彼女たち流に咀嚼。ナショナルのマット・バーニンガーがゲスト参加した"My Enemy"からは、これまで世界観を慎重に守ってきた3人がより外へ外へと視野を広げる様子も浮かんでくる。一見センセーショナルな表題に込められたメッセージは〈愛を信じることの大切さ〉。パーソナルな内容でありながら、同時にキャリア史上もっともポップに開けた傑作が誕生した。
bounce (C)杉山仁
タワーレコード(vol.415(2018年5月25日発行号)掲載)