2003年アイヌの伝統的歌手、安東ウメ子と奄美民謡の第一人者、朝崎郁恵が奄美大島の海の見える小高い丘のステージに一緒に立ち貴重なセッションをしたことがきっかけとなり、13年の時を経てもこの歴史的な共演を忘れられない朝崎郁恵からの声がけにより2018年冬、奄美民謡とアイヌ音楽のコラボレーション・プロジェクトが始まりました。
本作のうち6曲は先行アルバムに収録されていますが、プロデューサーのOKIにより全曲を新たにミックスし直し、さらに新録2曲を追加したコンプリート・アルバムです。新録曲の"Kyuramun rimse"と"Makya makyaupopo"では、安東ウメ子、朝崎郁恵、Rekpo(MAREWREW)、Kapiwによるヴォーカル、OKIのプロデュース/演奏での参加など、まさに奄美とアイヌの夢のようなセッションが実現しました!
発売・販売元 提供資料(2019/09/19)
2003年アイヌの伝統的歌手、安東ウメ子と奄美民謡の第一人者、朝崎郁恵が奄美大島の海の見える小高い丘のステージに一緒に立ち、貴重なセッションをしたことがきっかけとなり、15年の時を経てもこの歴史的な共演が忘れられない朝崎郁恵からの声がけにより2018年冬、奄美民謡とアイヌ音楽のコラボレーション・プロジェクトが始まりました。今作の6曲は先行アルバムに収録されていますが、プロデューサーのOKIにより全曲を新たにミックスし直し、さらに新録曲を追加したコンプリート・アルバム。 (C)RS
JMD(2019/06/27)
朝崎郁恵が2003年に故・安東ウメ子と行ったセッションへの想いから再び声をかけ実現した奄美民謡とアイヌ音楽のコラボ作。奄美の生活や言葉、伝統を知らない者にも懐かしく、身や心を清められた思いにさせる朝崎の国宝級と称される歌声/島唄と、近年ヨーロッパでも再評価されニコラ・クルースやアンディ・オットーにリミックスもされる安東の時に前衛的にも思える不思議なアイヌの伝承歌を聴けば、日本という国がとてつもなく広く感じられ、世界が地続きだった太古の景色が目に浮かぶかもしれない。プロデュースをOKIが務めMAREWREWのRekpoやKapiwも参加。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.142(2019年10月10日発行号)掲載)