ティナリウェン、待望のニュー・アルバムは砂漠を移動しながらのアウトドア・レコーディング!
バンド史上もっとも親密な空気に充ちたロードムーヴィー的大傑作!
"砂漠のブルース"の圧倒的カリスマとしてグラミーにも輝いた世界的人気バンド、ティナリウェンが、9作目となるオリジナル・アルバムを完成! アルバム・タイトルの"Amadjar"は、タマシェク語で"foreign traveler"、"unknown visitor"の意。その名のとおり、本作は"旅"が重要なファクターとなっており、モロッコからモーリタニアの首都ヌアクショットへと長距離移動する道中でキャンプを繰り返しながらレコーディングが行われた。時には仮設スタジオへと改装した古いキャンピングカーで、時には星空の下で、時には巨大なテントの中で・・・アコースティック楽器が多用された楽曲の数々は、幻想的な音響美が印象的だった前作『Elwan』から一転、過去最高に親密にして"生身"のティナリウェンを感じられるもので、ウォーレン・エリスのヴァイオリンやミカ・ネルソンのマンドリン/チャランゴなどゲスト・ミュージシャンたちもそれを引き立てる素晴らしい味付けを施している。まさに砂漠を旅するキャラバンのロードムーヴィーのような深い深い味わいを湛えた大傑作だ。
発売・販売元 提供資料(2023/02/24)
"砂漠のブルース"の圧倒的カリスマとしてグラミーにも輝いた世界的人気バンド、ティナリウェンが、9作目となるオリジナル・アルバムを完成!ティナリウェン、待望のアルバムは砂漠を移動しながらのアウトドア・レコーディング!バンド史上もっとも親密な空気に充ちたロードムーヴィー的大傑作! (C)RS
JMD(2019/06/26)
〈砂漠のブルース〉とも称される人気バンドが通算9枚目のオリジナル作をリリース。これまでのブルージーなギターをセンターに配したスタイルとは少し違い、より民族的な歌メロやパーカッションが強調されており、彼らの出身地である西アフリカへの郷愁を強く感じさせる内容だ。モロッコからモーリタニアへ移動する道中のキャンプでアウトドア録音されたという、〈生身〉の空気感をパックした音像も素晴らしい。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.430(2019年8月25日発行号)掲載)
王者の貫禄とでも言おうか、砂漠のブルースもまだまだ次々と面白い作品が出てくるが彼らの音にはこのシーンを世界に知らしめただけの説得力がある。2年ぶり最新作はタイトルが意味する「未知の来訪者」としてモロッコからモーリタニアを目指しサハラの砂嵐に塗れ旅をしながら録音された。ダーティ・スリーのヴァイオリン奏者ウォーレン・エリス、sunn (((0のスティーヴン・オマリーやミカ・ネルソンが参加しその荒涼感を増幅させつつも、テンポを上げず、ドッシリとしたグルーヴと抜き身のような鋭い弦の絡まりには圧倒的な凄味があり、それは果てしない渇きでもあり、彼らの原点を見る様だ。
intoxicate (C)片切真吾
タワーレコード(vol.141(2019年8月20日発行号)掲載)