Rock/Pop
LPレコード

ANIMA<Orange Vinyl/数量限定盤>

5.0

販売価格

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在庫状況 について

フォーマット LPレコード
発売日 2019年07月19日
国内/輸入 輸入
レーベルXL Recordings
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 XL987LPE
SKU 191404098783

構成数 : 2枚

  1. 1.[LPレコード]

    【A面】

    1. 1.
      Traffic

      アーティスト: Thom Yorke

    2. 2.
      Last I heard (…He Was Circling the Drain)

      アーティスト: Thom Yorke

  2. 1.[LPレコード]

    【B面】

    1. 1.
      Twist

      アーティスト: Thom Yorke

    2. 2.
      Dawn Chorus

      アーティスト: Thom Yorke

  3. 2.[LPレコード]

    【A面】

    1. 1.
      I Am a Very Rude Person

      アーティスト: Thom Yorke

    2. 2.
      Not the News

      アーティスト: Thom Yorke

    3. 3.
      The Axe

      アーティスト: Thom Yorke

  4. 2.[LPレコード]

    【B面】

    1. 1.
      Impossible Knots

      アーティスト: Thom Yorke

    2. 2.
      Runwayaway

      アーティスト: Thom Yorke

    3. 3.
      (Ladies & Gentlemen, Thank You for Coming)(ボーナストラック)

      アーティスト: Thom Yorke

作品の情報

メイン
アーティスト: Thom Yorke

オリジナル発売日:2019年07月17日

商品の紹介

トム・ヨークは再びクリエイティヴなルネッサンスを迎えている ―― そう感じている人間は多いと思う。彼は常に新たな音世界を模索してきた。だが主要な音源作品に絞っても、10 年代のアウトプットは『The King of Limbs』(2011/レディオヘッドのスタジオ・アルバム通算8作目)から始まり2013年『AMOK』(アトムス・フォー・ピース)、2014年『Tomorrow's Modern Boxes』、2016年『A Moon Shaped Pool』(レディオヘッド9 th)、2018 年『Suspiria』(初の映画サントラ全編担当)と実に精力的かつ広範にわたる。そんな風に運動し進化し続ける連続体アーティストの最新地点を、本作『ANIMA』は最良な形で提示している。
「このレコードの制作過程はライヴ・ショウをやることから出て来た」と語るように、本作は今やステージでも良き相方となったナイジェル・ゴドリッチ、そして映像作家タリク・バーリと共に『Amok』以降展開・成長させてきたオーディオヴィジュアル型のエレクトロニック/DJセットから発している。サマーソニック2015 のHCA 出演時に披露された(1)(3)を筆頭に、収録曲の多くは過去数年様々なクラブ・ショウやライヴで試運転済み。この間レディオヘッドの世界ツアーを含む複数プロジェクトが活発に同時進行していたことを思えば、こうして1枚にまとまるまでに4年以上の歳月が流れたのも不思議はない。
だが待たされただけのことはある。過去のアーカイヴ音源も含む豊富なサンプリング/ループ素材やアイディアをナイジェル・ゴドリッチがコラージュし再構築したものを基盤に歌をつけていく――キャッチボール型の共同作業を通じ生まれた本作のめくるめくビート・メイクとモダン・エレクトロニカのダイナミズム&プロダクションはコンテンポラリーかつダンサブル、聴き手の耳を奪い魅了する。シーン最前線の鼓動とシンクロしながら、そこで得てきた発見が見事に咀嚼・吸収されている。
とはいえ身体を揺すらずにいられない、クラブ音楽のノンストップな快楽に満ちたトラックばかりではない。(4)(9)といった瞑想型のアブストラクトな楽曲や随所にちりばめられたヴォーカル加工(トム・ヨーク本人および『A MoonShaped Pool』以来の付き合いとなるヒュー・ブラントとロンドン・コンテンポラリー・オーケストラのクワイア双方)の奇妙で多彩な美、アレンジの中に突如生じる覚醒/浄化の感覚等、独自なエッジを差し色することで「アルバム」としての総合的なバランスがとられている。『Tomorrow's Modern Boxes』の濃い内省を経て、本作は身体性と精神性との深い調和を果たしている。
『サスペリア』ヴェネチア映画祭プレミアでの記者会見席上、トム・ヨークはモチーフの反復とそれが生むヒプノティックな効果を例にあげ、スタジオでの作業を「呪文を作る」行為になぞらえていた。反復を基本とするループやビートは現代のまじないであり、それに合わせて歌い踊るのは一種の儀式と言える。青白く光るスクリーンと絶え間なく流れる騒音に囲まれ、常に「オン」であるがゆえに逆に様々なものが掻き消され見失われてもいる現代。いっときでもいい、その呪縛を断ち切り、本質に目を向ける瞬間を生むために、トム・ヨークはまじないを作り続ける。
発売・販売元 提供資料(2019/06/20)

ソロ名義のスタジオ作としては通算3枚目となる今作は、いままでの作品の流れを汲んだトム・ヨーク節炸裂のミニマル・エレクトロ・ポップ! のはずだが、以前からライヴでも披露されていた楽曲もあることから、フレーズやリズムに新しさはないのに、聴くほどにどこに焦点を当てて聴いているのかわからなくなるような違和も感じられる。
bounce (C)人與拓馬
タワーレコード(vol.429(2019年7月25日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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ハネ続けるビートとポリメトリックが気分を高揚させる①めまぐるしい展開の③目眩がするほど美しいラブソング④Young Marble Giantsを想起する簡略的なベースラインに、高速回転するドラム・サンプリングが煽りたてる⑧など9曲収録。
アルバムを通して描かれた“ANIMA”は、我々の知性を超えた美しさを放ち、どこまでも魅了する。
そして気がつけば怪しく輝く夢の深奥部へと踊らされているのだ。
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rag & boneのランウェイ用に書き下ろして、発表当時トム自身もよくDJでプレイしていた③”TWIST”がリアレンジされて収録。元曲もアブストラクトでカッコいいけど、収録されてるバージョンは更に進化していて相当ヤバい。
2020/04/16 NTTさん
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