21年振りとなった前作『ウェザー・ダイアリーズ』も好評を博したライドの新作が完成。再びエロル・アルカン/アラン・モウルダーを迎えて作られた6枚目のアルバムがリリース。 (C)RS
JMD(2019/06/28)
21年振りとなった前作『ウェザー・ダイアリーズ』も好評を博したライドの新作が完成。再びエロル・アルカン/アラン・モウルダーを迎えて作られた6枚目のアルバム『ディス・イズ・ノット・ア・セイフ・プレイス』、リリース。
Rideは2019年8月16日にWichita Recordingsよりニュー・アルバム『This Is Not A Safe Place』をリリースする。これは、2017年に21年振りにリリースされたアルバム『Weather Diaries』に続く自身6枚目のアルバムとなる。
90年代初頭のシューゲイズ・シーンをリードしたRideは、2014年に再結成。2017年に21年振りとなるアルバム『Weather Diaries』を発表。このアルバムはCreation Records時代に一緒に仕事をしていたDick GreenとMark Bowenのレーベル、Wichita Recordingsからリリースされ、UKチャートの11位を記録した。『Weather Diaries』のリリースとツアーの後、オックスフォードの4人は2019年のエレメントを含みながらもバンドの初期を感じさせるようなアルバムを作る為、バービカン・センターでのJeanMichel Basquiat展やThe FallとSonic Youthのポスト・パンク・サウンドからの影響を集め、2018年の終わりから2019年の頭にかけてレコーディングをおこなった。
前作同様、プロデュースにはDJ/プロデューサー/リミキサーのErol Alkanを起用。また、デビュー・アルバム『Nowhere』、セカンド・アルバム『Going Blank Again』、前作『Weather Diaries』に続きAlan Moulderがミキシングを担当。こうして完成した『This Is Not A Safe Place』は、Rideのトレードマークであるシューゲイズをベースに新たな創造性を取り入れ、新鮮で野心的、かつ完全に活力を取り戻したバンドの音となった。アルバムからのファースト・シングルは、ギターのレイヤーと共にシューゲイズのダイナミクスとメロディックなサイケデリアを融合させた「Future Love」だ。無垢でオプティミスティックなこの曲はRideの愛される要因を全て詰め込んだ楽曲といっても過言ではない。
発売・販売元 提供資料(2019/06/18)
復活作『Weather Diaries』が好意的に受け止められたライドが、それから2年で早くも新作をリリース。引き続きプロデューサーにエロル・アルカン、エンジニアにアラン・モウルダーという布陣で制作され、現代的なフレイヴァーを投影したアレンジは前作より格段に野心的なもの。懐古ムードを消費し終えて、本当の意味で解散前の続きのレーンに立ったような心意気も感じられる。4人の明らかな前進ぶりが好ましい快作だ。
bounce (C)夏野静
タワーレコード(vol.430(2019年8月25日発行号)掲載)