1994年、オールマン・ブラザーズ・バンドのウォーレン・ヘインズ(g、vo)とアレン・ウッディー(b、2000年8月死去)が、マット・アブツ(ds)と共にグループを結成、ブルースに根付いたサザン・ロックとファンクをベースとした超骨太なロック・サウンドを鳴らし、世界中にロイヤルかつ熱狂的なファンを獲得していったバンド、それがこのガヴァメント・ミュールだ。3人の卓越した演奏力から生み出されるインプロビゼーションに満ちたマジカルなジャム・サウンドは、彼らにしか鳴らせないサウンドだと言えるだろう。
そんなカヴァメント・ミュールが、バンド結成25周年を記念して、ここに最新ライヴ・アルバム『BRING ON THE MUSIC - LIVE AT THE CAPITOL THEATRE』を発表する!ニューヨークにあるキャピトル・シアターでのライヴの模様を収録したこの作品は、彼らの最大の魅力でもある「ワン・アンド・オンリー」なライヴ・パフォーマンスをたっぷり2時間収録した、四半世紀に亘るそのライヴ・バンドとしての生き様を見事に捉えた作品だ。
彼らのライヴは、実に300曲ものレパートリーの中からその日のノリや会場の雰囲気で演奏する曲を変えていき、さらにその曲自体もパフォーマンスを通して深化し続けていくという、一つとして同じパフォーマンスがない、毎晩特別で貴重な経験をさせてくれる、バンドと観客の真剣勝負とも言うべき熱い時間を過ごさせてくれる。その彼らの真価を発揮するライヴ・パフォーマンスを収録したこの最新ライヴ作品は、ファンにとって、そして全ロック・ファンにとってスリリングこの上ない必聴のアルバムなのだ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2019/05/31)
この『BRING ON THE MUSIC - LIVE AT THE CAPITOL THEATRE』は、彼らのライヴを音と映像で収録した2CD+2DVDのデラックス・エディション、音源のみを収録した2CD、映像を収録したBlu-Rayディスク、そしてライヴの模様を180グラム重量盤アナログに収録した2LP(Vol.1とVol.2の2つに分けて発売される)という複数形態でのリリースとなる。また、彼らのライヴ同様、全ての形態において収録曲順が違うことも特筆しておこう。
ウォーレン・ヘインズはこの記念すべきライヴ作品、そして25周年に対してこうコメントを残している。「25年だぜ…、この2つのショウを作品としてみんなが聴くころには、ガヴァメント・ミュールはバンドとして25周年を迎えてる。まさかこんなに長い間やり続けられるなんて、思いもしなかったぜ。25年間もバンドをやり続けるってことは簡単なことじゃない。創り上げ、じっくりと育み、時によりかかり、時にチャレンジし、そして時にダメージを受け、そして関係性を再構築していく、そんな全ての事を経験して、やっと成し遂げられる時間さ。実際のところ、こんなに長く続けられている他のバンドを見まわしても、一番大事なのは関係性だ。バンドのありのままの姿をドキュメントした作品について考えた時、俺達4人から始まるすべての"関係性"を祝福するものにしようってまず思ったのさ」「俺達から生まれる音楽、そしてそれをさらに素晴らしいものにしてくれるオーディエンスの皆、その関係性も、俺達にとって最も重要な要素の一つさ。オーディエンスがいなけりゃ、俺達が25年もの間バンドを続けてきた理由がなくなっちまう。あと、このキャピトル・シアターでのライヴを収録するっていうのも俺達にとって大事なポイントだった。俺達が大好きな会場のひとつで、2012年に再オープンしてからも、数えきれない回数のライヴをこの会場でやってきたし、毎晩まるで魔法のように素晴らしい夜を過ごしてきたんだ。ジェリー・ガルシアもこう言ってたよ、"本当のシアターってのは二つしかない、フィルモアと、ここキャピトル・シアターさ"ってね」(2/2)
発売・販売元 提供資料(2019/05/31)