| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2019年07月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | avex-CLASSICS |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | AVCL-25994 |
| SKU | 4988064259946 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:46:23
【曲目】
ハイドン:オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2
【演奏】
クリスティーナ・ランズハマー(ソプラノ)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
ヨッヘン・シュメッケンベッカー(バリトン)
RIAS室内合唱団
トーンキュンストラー管弦楽団
佐渡裕(指揮)
【録音】
2018年9月27日-10月1日
ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ収録)
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ハイドンのオラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2
ガブリエル/エヴァ:クリスティーナ・ランズハマー
ウリエル:マキシミリアン・シュミット
ラファエル/アダム:ヨッヘン・シュメッケンベッカー
RIAS室内合唱団
トーンキュンストラー管弦楽団
指揮:佐渡 裕
通奏低音はチェンバロとチェロです。
通奏低音の奏者の記載はありません。
レチタティーヴォのみならず、アリアや合唱においてもチェンバロの参加が聴こえてきます。
ライヴ収録ですがノイズは気になりません。終演後の拍手は入っています。
オーストリア盤のブックレットに、ドイツ語、英語、日本語の解説(ドイツ語の訳)が載っております(歌詞はドイツ語と日本語訳のみ)。
佐渡さんといえば、東京でのプロオーケストラデビューがハイドンの交響曲プログラムということもあり、日本のオーケストラ指揮者の中では普段からハイドンの作品を積極的に演奏をされています。
ここでも安定したオーケストラコントロールと声楽陣の手綱をしっかりと握りつつ、ソリストの個性を生かした絶妙なバランスのハイドンを聴かせてくれます。
佐渡さんの演奏は、80年代~90年代に「室内管弦楽団」の録音のような 細かなオーケストラの表情づけと、古楽器団体の演奏で聴かれる ソロのアインガンクや装飾を(チェンバロも!)無理なく加えています。そして各場面の締めの合唱での大きな盛り上がりは、大きなオーケストラの力量を存分に生かした響きが堪能できます。
描写音楽の場面では、オーケストラのそれぞれのフレーズを強調することをしていません。これは「無理に描写音楽を書かされた」ハイドンの気持ちに沿った表現といえるかもしれません。
最後に唯一 残念だったのが、多くのディスクと同様、第2部の途中で2枚目のディスクに交換しなくてはいけなかったこと。できれば ストーリーに合わせて、第2部と第3部の間でディスクの交換というようにしてもらいたかったです。
日本人指揮者による『天地創造』という配慮なしでも、お薦め度『5』のアルバムです。とても引き締まった演奏で、安定したソロとオーケストラと合唱の力量を存分に引き出した音楽が聴けます。日本語の訳もブックレットに印刷されている点も含めて、初めての『天地創造』にもってこいです。このアルバムに不満を言うなら ピリ