押さえきれないエモーションが、身体的経験に魅了され、聴くものをカタルシスへと導いていく――。
フィラデルフィア出身のインディー・パンク・バンド、MANNEQUIN PUSSYが名門エピタフへ移籍!第一弾となるニュー・アルバム『PATIENCE』をリリース。切り裂くようなリフに叩き付けるようなドラム、緊迫感のある直感的なヴォーカルによる心の叫びを聴け!
フィラデルフィア出身のインディー・パンク・バンド、MANNEQUIN PUSSY。彼らのエピタフ・レーベル第一弾となるニュー・アルバム『PATIENCE』が発売となる。2016年の『ROMANTIC』以来、約3年振りとなる通算3作目のスタジオ・フル・アルバムは、"身体的経験"に魅了された作品である。ここに収録されている楽曲は、メンバー曰く、口や手、心臓、皮膚に唾液、歯や血液の動きを追ったものだという。
『PATIENCE』のなかで、Colins Rey Regisford(ベース、サンプル、ヴォーカル)、Kaleen Reading (ドラムス、パーカッション)、Marisa Dabice(ギター、ヴォーカル)、そしてAthanasios Paul(ギター、キーボード)は、複雑な感情を、切り裂くようなリフに叩き付けるようなドラム、緊迫感のある直感的なヴォーカルに乗せながら、曲にしていった。本作は、ペンシルヴァニア州、コンショホッケンにあるStudio4で、プロデューサーにQuicksandやThe Menzingersなどを手掛けたWill Yipをプロデューサーとして迎えて制作されたが、彼によって、MANNEQUIN PUSSYはソングライティングの微妙な繊細さを少しも失うことなく、そのサウンドを炸裂させることができた。「前は、レコーディングに対してカオスな感情を持っていたけど、ウィルと一緒に仕事をしてことによって、心の持ちようが変わってきた」そう語るのはフロントウーマンのMarisa Dabice。「彼のおかげで、ここ数年の成長を出しながら、パリッとしたサウンドのアルバムを作ることができた。しかもMANNEQUIN PUSSY本来のダーティさを失わずにね」
アルバムからの第1弾トラックとなるのは「Drunk II」。これはMarisaの失恋と傷心から生まれた曲だという。またミュージック・ビデオも彼女自身が手掛けている。「失恋して、それを乗り越えようとしているときに私達の多くが体験する感情を捉えようとしたの」そう語る彼女は、現実と虚構を混ぜたミュージック・ビデオにしたという。「私は失恋した時、どんな風に感じるのかを描きたかった。どこにいても、恋に破れたのは自分一人だけだと感じるあの気持ち。自分の周りはみんな深く愛し合っているけど、自分は完全に独りっきり。どんな人に出会おうとも、失くした人のことばかりを考えてしまうようなことをね」
この他、アルバムには、切り裂くようなシャウトを幾分和らげたソフトなMarisaのヴォーカルが聴こえる、セルフ・エンパワーメントをテーマにした「Who You Are」など、アルバム全編を通して、彼らは生々しいまでの生命力を、複雑なメロディと細部にまでこだわったアレンジによって、奇妙な、しかし強力なテンションを創りだし、聴くものをカタルシスへと導いていく。本作はMANNEQUIN PUSSYが持つワイルドな不安定さと、時に痛々しいまでの脆さを見せる語り口が見事に融合したアルバムなのだ。
発売・販売元 提供資料(2019/05/24)
Following 2016's Romantic, Patience is the third LP from American punk rock outfit Mannequin Pussy. Composed of jangly, overdriven guitar and passionately sung vocals with bright melodies, the effort was produced with Will Yip (Quicksand, the Menzingers). ~ Rob Wacey|
Rovi