スティーヴン・ミード×王立ベルギー空軍軍楽隊

タイトルチューンの「パルス」は、トーマス・ドスの作品です。曲名からのイメージ通り、非常にリズミカルな作風で、スティーヴン・ミードがそのリズミカル感を損なうこと事なく見事な演奏を聴かせてくれます。その素晴らしい演奏は聴くもの全てを引き込み、虜にすることでしょう。

フィリップ・スパークの「パントマイム」では、抒情的な前半では、しっとりと歌い上げ、スティーヴン・ミードの甘美なユーフォニアムの音色が響き渡り、後半では卓越のテクニックが光ります。また、トム・ダボレンの「リチュアルズ」は、2018年韓国、済州国際管楽祭のためにスティーヴン・ミードが委嘱した楽曲です。済州とイギリス、ウェールズの2つの異なる民族音楽を融合して作曲され、叙情感溢れ、またとても力強いサウンドが魅力の作品となっています。

ユーフォニアムの独奏曲の王道とも言える楽曲ばかりを集めた本CD。ユーフォニアム愛好家には必携、必聴のマストアイテムとなることでしょう。また王立ベルギー空軍軍楽隊のソリストを引き立たせるしっかりとした演奏ならでは。スティーヴン・ミードと王立ベルギー空軍軍楽隊の息の合った素晴らしい演奏が堪能いただけます。

発売・販売元 提供資料 （2019/05/17）