アース・ウィンド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトと双璧をなすヴォーカリスト、そして1984年のフィル・コリンズとのデュエット「イージー・ラヴァー」の大ヒットで知られるフィリップ・ベイリーの17年ぶりのソロ・アルバム!
参加アーティストが超豪華、ロバート・グラスパー、デリック・ホッジ、ケンドリック・スコット、チック・コリア、リオーネル・ルエケ、ウィル・アイ・アム、ビラル、スティーヴ・ガッド、クリスチャン・マクブライド、クリスチャン・スコット、テディ・キャンベル、カマシ・ワシントン、ケニー・バロン、ケイシー・べンジャミンなどジャズ界からヒップホップ界までの重鎮らが集結。
アルバム・タイトル曲は、ファラオ・サンダースの「ラヴ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ」でケイシー・べンジャミンがヴォコーダーで参加。そのほか、カーティス・メイフィールドの「ビリー・ジャック」、「ウィアー・ア・ウィナー」、リターン・トゥ・フォーエヴァーの「ユーアー・エヴリシング」、トーキング・ヘッズの「ワンス・イン・ア・ライフタイム」、アビー・リンカーンの歌唱で有名な「ロング・アズ・ユーアー・リヴィング」、マーヴィン・ゲイの「ジャスト・トゥ・キープ・ユー・サティスファイド」などのカヴァー+フィリップ・ベイリーと参加アーティストたちの共作オリジナルで構成。
発売・販売元 提供資料(2019/05/13)
ロバート・グラスパーやクリスチャン・マクブライドら豪華な演奏陣を迎え、半数以上の曲がカヴァーで占められた17年ぶりのソロ作。もともとジャズ/フュージョン方面との仕事が多い人だけにそれ自体は通常モードながら、カーティス・メイフィールドの"Billy Jack"と"We're A Winner"といった〈物を言う〉選曲や70年代ソウルの色調も含め、いつになくコンシャスにも響く濃密な内容だ。チック・コリア本人を迎えたリターン・トゥ・フォーエヴァー"You're Everything"がEW&F的なノリだったり、トーキング・ヘッズ"Once In A Lifetime"を源泉のアフロ風味から解釈していたり、曲単位でのポイントもさまざま。パーカッション奏者としての側面をスピリチュアルに展開したオリジナル曲も美しい。傑作。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.428(2019年6月25日発行号)掲載)