1978年、英国はニューキャッスルで、その後のエクストリーム・メタルに多大なる影響を与えるバンドが出現した。それが、悪魔的なイメージを強く打ち出し、轟音の如く塊となって襲ってくるラウドなサウンドとひたすらがなりたて続けるヴォーカルで、当時隆盛を極めていたNWOBHMシーンの中でも異色な存在感を放っていたクロノス、マンタス、アバドンからなる3人組、ヴェノムだ。
ヴェノムが81年に発表した衝撃のデビュー作『WELCOME TO HELL』と、翌82年に発表したセカンド・アルバム『BLACK METAL』は、その後ヘヴィ・メタルのサブジャンルから確固たる一つのジャンルへと成長していったスラッシュ・メタルやデス・メタル、さらにはブラック・メタルといった全てのエクストリーム・メタル・サウンドの源流として崇められ、後続達へと多大なる影響を与える作品となった。この彼らのセカンド・アルバムがあったからこそ、後の"ブラック・メタル"というジャンル名/言葉が生まれた、とされるほどの大きな影響力を持つ、まさに総ての邪悪なるサウンドの始祖として君臨する、偉大なるバンドなのだ。
偉大なバンドでありながらメインストリームに躍り出ることもせず、ひたすらアンダーグラウンドでコアなファンを増殖させていった彼らだからこそ、「知る人ぞ知る」源流として崇めたてられる存在となったと言えるだろう。現在もクロノスを中心に活動を続ける彼らの、40年にも及ぶその邪悪なる活動を祝し、ここに、シーンに絶大な影響を与えることとなった彼らの初期音源/荒々しく燃えさかる悪魔の炎を封じ込めた40周年記念作品が登場することとなった!
『IN NOMINE SATANAS』=「悪魔の御名において」と名づけられたこの40周年記念作品は、初期4枚の作品の中から重要楽曲や、様々なコンピレーションに収録されていた初期デモ音源やBサイド曲など全43曲を収録したメディアブック仕様2枚組CD、CDのDISC 1に収録されているスタジオ・アルバム楽曲を2枚のアナログ盤に収録したゲートフォールド仕様の2枚組LP、そして、初期4枚のスタジオ・アルバムと86年発表のライヴ・アルバム、さらにはレア音源ばかりを収録した未発表アルバムをアナログ盤に収録し、アナログ・ジャケット・サイズの豪華ブックやツアー・パンフレットのレプリカなどを特典として封入したアナログ9枚組の限定デラックス・ボックス・セットという3形態でリリース。
こちらは、81年のデビュー作『WELCOME TO HELL』、82年のセカンド作『BLACK METAL』、83年の『AT WAR WITH SATAN』、そして85年の『POSSESSED』という、オリジナル・ラインナップで発表したメタル暗黒史の経典ともいうべき初期4枚のアルバムの中から厳選された22曲を2枚のアナログ盤に収録した2枚組LP。パッケージはゲートフォールド仕様となっており、もちろん全曲2019年最新リマスターが施された音源を収録している。
発売・販売元 提供資料(2019/04/26)