フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
紙ジャケット |
発売日 |
2019年05月22日 |
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規格品番 |
BRC595X |
レーベル |
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SKU |
2050268012657 |
構成数 | 1枚
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1.[CD]
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1.Heroes
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2.Post Requisite
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3.Heroes In A Half Shell
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4.More feat. Anderson .Paak
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5.Capillaries
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6.Burning Down The House feat. George Clinton
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7.Spontaneous feat. Little Dragon
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8.Takashi
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9.Pilgrim Side Eye
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10.All Spies
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11.Yellow Belly feat. Tierra Whack
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12.Black Balloons Reprise feat. Denzel Curry
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13.Fire Is Coming feat. David Lynch
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14.Inside Your Home
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15.Actually Virtual feat. Shabazz Palaces
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16.Andromeda
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17.Remind U
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18.Say Something
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19.Debbie Is Depressed
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20.Find Your Own Way Home
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21.The Climb feat. Thundercat
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22.Pygmy
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23.9 Carrots feat. Toro y Moi
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24.FF4
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25.Land Of Honey feat. Solange
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26.Thank U Malcolm
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27.Hot Oct.
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28.Quarantine (ボーナストラック)
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革新性のすべてを燃えたぎるイマジネーションと共に解き放つ永遠の炎--ある種の創造主としてシーンに堂々と君臨するフライング・ロータスが28曲を収録した驚異の大作を発表!『Flamagra』の熱はどこまで波及していくのだろう?
グラミー賞にノミネートされた圧倒的な前作『You're Dead!』(2014年)がもう5年も前のことだとは。その後はケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』(2015年)などに参加しつつ、サンダンス映画祭でプレミア上映された「Kuso」(2018年)の初監督でも話題をさらったりする一方、主宰レーベルのブレインフィーダーではカマシ・ワシントンの超大作『The Epic』(2015年)やサンダーキャットの人気作『Drunk』(2017年)を筆頭とする革新的な作品群によってシーンを大いに賑わせてきたフライング・ロータスが、文字通り満を持してのニュー・アルバム『Flamagra』をリリースした。
資料によると今回は〈ある丘の上に鎮座している永遠の炎〉がテーマだそうで、アルバム・タイトルもそこに由来するものだという。客演陣も呑み込むような構成だった前作に対して今回は比較的ゲスト・アーティストの扱いが真っ当(?)というか、"More"に滑らかなフロウで忍び込むアンダーソン・パークをはじめ、"Burning Down The House"にはお馴染みの変態歌唱を響かせるジョージ・クリントン、"Spontaneous"で浮遊するリトル・ドラゴン、"Yellow Belly"にアーシーな息吹を注ぐティエラ・ワック、"Black Balloons Reprise"にて自作とは違うスピットを聴かせるデンゼル・カリー、熱を帯びていく"Fire Is Coming"で朗々とナレーションするデヴィッド・リンチ、さらにはシャバズ・パレセズ、サンダーキャット、トロ・イ・モワ、そしてソランジュ……といった界隈のビッグネームたちがそれぞれ表情の見える形で登場してくる。言うまでもなく活動当初からのフライング・ロータスはインスト曲を表現のメインにしてきたわけだが、今回は1分半ほどで出し入れされる合間のインスト曲が流れ上インタールードのように機能する仕掛けにもなっていて、ある種のヴォーカル/ソング・オリエンテッドな作風を強調してきたとも言える。
これが主役にとっての変節なのか、今作が行きがかり上そうなっているのかは不明ながら、人懐っこく切り替わるインスト群のほうに本来的な彼の魅力が感じられる気がしなくもない。よく考えると昔より楽曲はメチャクチャ明快になっているのに語られ方がどんどん大仰になっていくのもおもしろいところだが、今後も飽くなき変態を続けていくであろう天才にとって今作がどんな意味合いを持つのか、その変化を楽しみに見守っていきたくなるような快作であることは確かだ。
bounce (C)香椎恵タワーレコード (vol.427(2019年5月25日発行号)掲載)
ハンパない男、フライロー=フライングロータスのハンパないアルバム。何がハンパないって、まずゲスト陣ね。アンダーソンパークにジョージクリントン、トロイモワ、サンダーキャット、ソランジュ…死角を作らない完璧な布陣。これは戦闘力53万どころじゃない。最強でかっこいいサウンドばかり。その中でも私のイチ押しナンバーは“Takashi”!クラビとシンセベースの音がたまらんって…
フライローの、じっくりコトコト煮込んだ濃厚濃密濃縮こってりスープな音世界に、豪華すぎる客演陣は、さながら「替え玉7玉で!」と注文でもしたかのよう。彼の飽くなき探究心と溢れ出る創造性、ジャケットのアートワークと、収録曲のイメージがここまでシンクロナイズドしてるとは!めくるめくトリップ体験間違いなしの傑作です。
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