秀才にして奇才!コニッツとの共演をはじめNY第一線で活躍する大注目のピアニスト、ダン・テファーと自動演奏との共演!?
独自に開発したプログラムによりリアルタイムに呼応する自動演奏ピアノを使用した全く新しい即興演奏の形
リー・コニッツとの共演をはじめ、ソロではゴールドベルグ変奏曲に挑戦、トリオではトーマス・モーガンとネイト・ウッドとの共演で、話題に事欠かないピアニスト、ダン・テファー。今作はなんと自動演奏ピアノとの共演(!?)である。
オペラ歌手の母とジャズピアニストの父を持つダン・テファーは幼い頃から音楽と共に育ち、6歳でクラシックピアノを学び始める。2005年にニューイングランド音楽院でダニーロ・ペレスに師事、ジャズピアノ演奏の修士号を取得。その後NYに移り、リー・コニッツとの共演で一躍有名に。自身のトリオの他、コニッツをはじめジュディ・ニーマックやベン・ウェンデル等とのデュオ、またソロでも作品を出し、現代ジャズシーンの第一線で活躍している。一方で、エジンバラ大学で天体物理学の学士号を取得した経歴もある秀才だ。
今作はヤマハの自動演奏ピアノ"Disklavier(ディスクラビア)"を使用。ダン・テファー自身が作り上げたプログラムによって、テファーが弾いた演奏をリアルタイムで感知し、独自のアルゴリズムで自動演奏する。プログラムは曲によって異なり、例えば1曲目はテファーの演奏に対し時間差でオクターヴ上または下がほんの少し遅れて演奏され、7曲目"Tremolo"は、テファーの演奏に呼応してトレモロが演奏されるようになっている。
この作品はアイディアだけの実験的なものでは決してなく、テファー自身がプログラム込みでこういう楽器として見事に操り、全く新しい即興演奏の形を創り上げている。
また、テファーの演奏と自動演奏がアニメーションに投影され、視覚的にも楽しめるようになっている。実際に演奏しているところとアニメーションを融合した映像はYoutube で見られる。(dantepfer.com/naturalmachines)
秀才にして奇才、ダン・テファーによる新しい空間芸術の世界!
発売・販売元 提供資料(2019/04/25)