ベルギーの楽譜出版社ハファブラ・ミュージックから出版されている難易度の高い作品を集めたマスターピース・シリーズ第14弾.。オープニングを飾るのはヘンリー・マンシーニの「ポップス・コンサートへの序曲」。華やかで煌びやかに幕を開けるこの楽曲はまさにオープニングに相応しく、また木管群の可愛らしい調べ、くるくると目まぐるしいメロディー、力強い金管の煌びやかなハーモニーが交互に現れ、聴くものをどんどんと引き込んでいく楽曲となっています。タイトルチューンとなっている「パイクス・ピーク」は、日本でも「アウェイデイ」などで人気を博しているアダム・ゴーブの新作。北アメリカ大陸・ロッキー山脈にある山のひとつ「パイクスピーク」を通っている"世界一高い登山鉄道"と言われるパイクス・ピーク・コグ鉄道をテーマに書かれた作品です。勾配を上る鉄道、生い茂る森林を抜け、車窓に迫る巨大な岩肌、見渡す限りの空が広がる山頂など、アダム・ゴーブが壮大感溢れる作品へと仕上げています。その他、質の高いトランスクリプション、アレンジで評価の高いジョセ・シンスの編曲作品で、リヒャルト・シュトラウスの「ティルオイレンシュピーゲル」や、ジョージ・ガーシュウィンの「クレイジーフォーユー序曲」。ハルディ・メルテンスの新作で「レクイエム・フォー・ア・フューチャー・ウォー」など全8作品を収録。世界最高峰を誇るベルギー・ギィデの演奏により、各作品の素晴らしさを際だたせ、魅力溢れる作品集へと仕上げています。

発売・販売元 提供資料 （2019/04/22）