全米アルバムチャートで初の1位を獲得! 今最も勢いのあるR&Bスター=Khalid(カリード)の待望の2nd アルバム『Free Spirit』のアナログ盤
昨年の第60回グラミー賞で<新人賞>を含む計5部門にノミネートされたR&Bスター=Khalid(カリード)が、ニュー・アルバム『Free Spirit』のアナログ盤。今作は、2017年3月にリリースされ200万セールスを記録したデビュー・アルバム『American Teen』に続く待望の2作目。新作からシングル「My Bad」は、誰もが一度は経験したことがあるような、恋人と徐々にすれ違ってしまう様子を赤裸々に歌った楽曲で、シンプルなギター・サウンドがカリードのスムーズな美声をより一層際立たせている。2016年、高校生の時にリリースしたデビュー・シングル「ロケーション」でいきなり400万セールスを記録し、一躍大人気となったカリード。デビュー・アルバム『アメリカン・ティーン』リリース後も、哀愁漂う大人びた美声で、<世界No.1DJ>の名を持つマーティン・ギャリックス、ダイナマイト・ガールズ・グループ=フィフス・ハーモニーのノーマニ、シンガー・ソングライターのショーン・メンデス、タイ・ダラー・サインとブラック等、様々なアーティストとコラボし、次々とヒット曲を生み出してきた。また、2018年10月には、配信限定EP『サンシティ』をリリースした直後に新木場STUDIOCOASTで一夜限りの超プレミアな初来日公演を開催し、会場に集まった大勢の日本のファンを魅了したのも記憶に新しい。ニュー・アルバム『Free Spirit』は、全米アルバム・チャート(4/20付)で見事に初の1位を獲得!21歳になったカリードのさらなる活躍に期待がふくらむ!
発売・販売元 提供資料(2019/04/19)
2018年のEPを前哨戦として放つ2年ぶりの2作目。アンニュイな歌声で時折ファルセットを交えて淡々と歌うスタイルやデジタル・ネイティヴな世代の感性が滲むリリックは基本的に変わらない。が、チャーリー・ハンサムとディジを中心にスターゲイトらも制作に関与した楽曲は、EPからの"Better"がスムースなトラップ調だったり、ビッグ・パンの名曲に着想を得た"Right Back"が軽快なミディアムだったりと、前作よりもリズムが立っている。D・マイルやDJダーヒがオーガニックな曲で腕を揮うなか、ディスクロージャーと組んだ"Talk"が直球なR&Bという意外性も。ジョン・メイヤーを招いた80sギター・ポップ風の"Outta My Head"などにも感じられる音楽的な自由度がサウンドの華やかさと共に増した好盤だ。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)
カリード独特の歌声が心に沁みます。
オススメはディスクロージャープロデュースの「トーク」