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真実の終わり

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フォーマット 書籍
発売日 2019年06月05日
国内/輸入 国内
出版社集英社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784087734966
ページ数 176
判型 四六

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

アメリカ建国時の理念と制度は、トランプ政権に打ち砕かれた。
しかもその出現は予言されていた。

いま、民主主義の基盤である〈真実〉が揺らいでいる。
フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、事実を捻じ曲げる言説がソーシャルメディアなどを通じて拡散し、多くの人びとが影響を受けている。全体主義的なプロパガンダが現代に甦り、荒らし行為が蔓延し、重要な政治決定を蝕んでいる。米国のトランプ政権は、こうした状況のもとに誕生し、国内外に混乱をもたらしているが、アメリカの建国者たちは、まさに彼のような人物の出現を懸念していた。
長年にわたって文芸批評に携わり、ピューリッツァー賞(批評部門)を受賞した著者は、さまざまな文献を通じて、現代におけるこの民主主義の危機の深層に踏み込んでいく。アーレントやオーウェルをはじめ、ツヴァイク、クレンペラー、ボルヘス、フィリップ・K・ディック、ボードリヤール、デリダ、トム・ウルフ、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ロス、トマス・ピンチョン、イーライ・パリサー等々、作家や学者、ジャーナリストたちの多彩なテクストを参照し、ひとつの筋道に結びつけて論じていく。
客観的事実が消えゆく世界で、私たちはどう生きるべきか。不穏な時代に精神的な立ち位置を示そうとする話題の書、待望の邦訳。

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