LONELY ROBOT(ロンリー・ロボット)宇宙飛行士の旅を描いた3部作の最終章『Under Stars』
FROST*、KINO、ARENA、そしてIT BITESのヴォーカリストとして知られる英国プログレッシブ・ロック界の才人=John MitchellとCraig Blundellによるプログレッシヴ・ロック・ユニット=LONELY ROBOT。今作『Under Stars』は、ファースト・アルバム『Please Come Home』(2015年)、セカンド・アルバム『The Big Dream』(2017年)に続く宇宙飛行士の旅を描いた3部作の最終章となる。これまでヴォーカル、ギター、ベース、キーボードからプログラミングに至るまでJohnがプレイし、Craig Blundellがドラムを担当してきたが、今回はSteve Vantsisがベース・プレイヤーとして作品に貢献している。LONELY ROBOTの過去の作品は、明確なテーマを持たずスタジオで時間をかけて制作していたが、今作はスケジュールを計画し、目標を設定したうえでスタジオに入り集中的に作業を進めたためわずか5週間で完成させた。今作はスペイシーなサウンドを踏襲しつつも、これまで以上にメロディアスでキャッチーな作風だ。アルバムのタイトル・トラックであり、今作屈指の名曲「Under Stars」における80年代のシンセ・ウェイヴ・ポップを意識した温もりのあるシンセサイザーとJohnの泣きのギターの絡みも必聴である。「過去2枚の作品を気に入ってもらえたのなら、今回の作品も受け入れてもらえると思うよ。これまでと同じ空気感を持つ映画のサウンドトラックのようなアプローチは変わらないし、そこに新たな試みも加えているんだ。『Under Stars』は長い旅の最後を飾るのに相応しい作品になったとおもうよ。」(John Mitchell)この作品をもってLONELY ROBOTの活動が終わってしまうのかは、Johnにしか分からない。ただ、彼の頭にはまだいくつかのアイデアがあり、さらには3枚のアルバムの作品をライヴで演奏したいと考えているようだ。
発売・販売元 提供資料(2019/06/24)