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在庫わずか| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2019年05月17日 |
| 国内/輸入 | 輸入盤:国内流通仕様 |
| レーベル | Alpha |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | NYCX-10058 |
| SKU | 4589538738983 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
【曲目】
『詩人の恋』 ~ロベルトとクララ シューマン夫妻の歌曲世界
ロベルト・シューマン(1810~1856)、クララ・ヴィーク=シューマン(1819~1896)
1.ロベルト・シューマン:夜に ~『スペインの歌の調べ』作品74より
2.クララ・シューマン:ロマンツェ 第2番 作品11-1
3.ロベルト・シューマン:獅子の花嫁 ~『三つの歌』作品31より
4.クララ・シューマン:もし、わたしが鳥だったなら
5.ロベルト・シューマン:もし、わたしが鳥だったなら~『三つの二重唱歌曲』作品43(または『ゲノヴェーヴァ』作品81)より
6.ロベルト・シューマン:ユダヤの歌から(わたしの心は重い)~『ミルテの花』作品25より
7-22.ロベルト・シューマン:『詩人の恋』作品48
23.ロベルト・シューマン:つかの間の目覚め~『六つの初期歌曲』WoO.21より
24.ロベルト・シューマン:歌い手にとっての慰め~『三つの歌曲と歌』作品127より
25.ロベルト・シューマン:ロマンツェ 第1番 作品28-1~『三つのロマンツェ』作品28より
26.ロベルト・シューマン:ロマンツェ 第2番 作品28-2~『三つのロマンツェ』作品28より
27.ロベルト・シューマン:わが道は紆余曲折 ~『三つの歌』作品142より
【演奏】
ユリアン・プレガルディエン(テノール)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
使用楽器:ライプツィヒのユリウス・ブリュートナー1856年製作によるオリジナル楽器(復元:クリストフ・ケルン)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)…1、3、4、5
【録音】
2018年9月、南西ドイツ放送スタジオ、シュトゥットガルト

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シュ―マンは歌曲が特に良いのではないかと、全作品をよく知りもしないのに私は感じていて、ピアノ伴奏部が秀抜と常々感じていた。
また、A.シュエン氏の商品紹介(DG 483313)で、『白鳥の歌』について「特にハイネの詩に感動します。」と語っていた事にも同感。
同じハイネの詩集『歌の本』から作曲されたR.シュ―マン『リ―ダ―・クライス Op.24』の録音も探してみたが、使用ピアノがシュ―マン歿年製作のオリジナル楽器の本盤を選んだ。
bittersweetの趣があるハイネの詩は、食傷ではなく重聴に耐え、興味を持続させて愛聴となる。
そして、漸くより味わいながら読むと、私は精読が出来てないのではないかと、基礎を見直したくなる。日本の恋愛詩の古典和歌も再度見直したくなる。日本人贔屓だったハイネ効果だろうか。
演奏は、Tr.2クララ作曲〈ロマンチェ第2番作品11-1〉が際立って心に響いた。旋律の稜線で心を撫でていくように感じる。
J.プレガルディエン氏の文学者と同様な録音に向けての準備の成果も聴き取れる時が来る事を、気付きが得られる事を願う。企画意図も、ハイネの詩やシュ―マンの作曲も、私は短期間では鮮明に領会できない。今は、予感に導かれた段階。
〈詩人の恋 第12曲〉(1840年「歌曲の年」)のピアノ伴奏部には、ブラ―ムス〈4つの小品 作品119第1曲〉(1893年、最後のピアノ独奏作品)は似ている箇所がある。シュ―マン夫妻とブラ―ムスの関係性が窺えて、興味が尽きない。
ドイツ帯同時デュッセルドルフ隣接都市に住んだ縁として、大切にして行きたい。
ハインリッヒ・ハイネChristian Johann Heinrich Heine の誕生日(1797年12月13日)に。