1976年に結成、1980年のデビュー・アルバム『LIGHTNING TO THE NATIONS』でNEW WAVE OF BRITISH HEAVY METALというジャンルを定義づけ、そのジャンルの先駆者として後続達に大きな影響を与えてきた伝説的バンド、ダイアモンド・ヘッド。当時は知る人ぞ知る的な存在であったのだが、後に彼らから大きな影響を受けたメタリカによって世界中のヘヴィ・メタル・ファンにその名を知られることとなり、以降長く活動を続ける彼らが、前作より約3年振り、通算8作目となる最新作『THE COFFIN TRAIN』を完成させた! 今作より新たにSilver Lining Musicと契約を交わし、新天地からのリリースとなったこの最新作『THE COFFIN TRAIN』。創立メンバーの一人であり、リフ・マスターとして知られるジョン・タトラーによるギター・リフが全体を支配し、2014年よりバンドに加入し、今やバンドの顔として活動するフロントマン、ラスマス・ボム・アンダーセンによる、まさに王道を行くハイトーン・ヴォーカルが疾走するメタル・サウンドをさらに加速させていく…、誇り高き英国のNWOBHMサウンドを踏襲しつつ、現代的なアプローチをも見せるこの最新作は、ピュア・メタル・サウンドが充満する、まさに暴走列車の如き重厚感と疾走感溢れる作品だ。 プロダクションとミックスを担当するのは、ヴォーカリストでありソングライターでもあるラスマス・ボム・アンダーセン。ロンドンのRaw Sound Studiosでレコーディングした今作からは、現在アルバムのオープニング・トラックとなる「Belly of the Beast」が公開されている。タイトルにある通り「機関車=Coffin Train」が疾走する車輪の音で幕を開け、その後ジョンによる王道ギター・リフと疾走感に満ちたメタル・サウンドが展開していくこの楽曲だけでも、NWOBHMの伝説的バンドでありながら今なお止まることなく自らのサウンドを突き進んでいくスタイルを強く感じさせ、その血沸き肉躍る王道メタル・サウンドで、新旧ファンを歓喜させることは間違いないだろう。メタリカやメガデスが、自らに大きな影響を与えたと公言したことで、スラッシュ・メタル全盛期に再び大きな注目を集めることとなったダイアモンド・ヘッド。「NWOBHMの伝説」は、自らが影響を与えたバンドによって、新たなファンをも取り込み、その重厚なメタル・サウンドを世界に鳴り響かせ続けていく。しかし、ただ古き良きメタル・サウンドの焼き直しをするのではなく、自らが先駆者となったNWOBHMのエッセンスはそのままに、そこにモダンなアプローチをしていくことで、新旧のオーディエンスを興奮させるその手法は、彼らが真の「伝説」たる所以だと言えるだろう。思わずエア・ギターをし、ヘッドバングしてしまうほどのアドレナリンに満ちたヘヴィ・メタル…、ダイアモンド・ヘッドは、今もなお圧倒的な力で、メタル・シーンを牽引していくのだ!
発売・販売元 提供資料(2019/03/29)