リスト、ショパン、ラフマニノフに続く作曲家シリーズ最新作
ジョージア出身のピアニストによる初のシューベルト作品集。『シューベルト・アルバム』は、リスト、ショパン、ラフマニノフの3つの魅力的なコレクション、『マザーランド』『カレイドスコープ』というふたつのテーマ的なアルバムに続くもの。「ピアノ・ソナタ第21番」は、シューベルトの最後のピアノ・ソナタ。「即興曲」は、シューベルトならではの旋律美にあふれた小品4つからなる曲集。もともとは歌曲集の1曲である「セレナード」は、シューベルトの死後に編まれた歌曲集「白鳥の歌」に含まれ、シューベルトの作品の中でももっとも有名なもの。ピアノの魔術師リストの手による編曲作品。ジャケットは有名な「ハムレット」のオフィーリアの死を模したもの。この辺りはこれまでのカティアの作品のジャケットの特徴的な性格を引き継いでいる。シューベルト晩年の静謐な世界をカティアがどのように描き出すのか、興味は尽きない。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2019/03/26)
ジョージア出身のピアニストによる初のシューベルト作品集。『シューベルト・アルバム』は、リスト、ショパン、ラフマニノフの3つの魅力的なコレクション、『マザーランド』『カレイドスコープ』というふたつのテーマ的なアルバムに続くもの。「ピアノ・ソナタ第21番」は、シューベルトの最後のピアノ・ソナタ。「即興曲」は、シューベルトならではの旋律美にあふれた小品4つからなる曲集。もともとは歌曲集の1曲である「セレナード」は、シューベルトの死後に編まれた歌曲集「白鳥の歌」に含まれ、シューベルトの作品の中でももっとも有名なもの。ピアノの魔術師リストの手による編曲作品。 (C)RS
JMD(2019/03/26)
ラフマニノフ、ショパン、リスト…今日まで多くの作曲家の大作を録音してきたカティア・ブニアティシヴィリ。彼女が今回新録に選んだのは、自身初録となるシューベルトのピアノ・ソナタ第21番と即興曲Op.90。多くのピアニスト達がこの楽曲の録音を残しているが、ブニアティシヴィリでしか表現できないその音楽は、一音一音哀愁が漂い、余韻を残しながらじっくりと聴かせてくれている。その調べは、繊細で美しさに溢れている。シューベルトを得意としているだけにその極みは絶大だ。ラストを飾るリスト編曲:セレナード S.560も愛おしい。
intoxicate (C)飛田晴海
タワーレコード(vol.139(2019年4月10日発行号)掲載)