指先で世界を魅了する!鍵盤の魔術師Kan Sanoがキーボードは勿論、ドラム、ベース、ギター、トランペット、ヴォーカル、作詞作曲からミックスまで全てを操る多才ぶりを発揮した意欲作が遂に完成!先行シングル2曲は既に各国のキュレーターがこぞってピックアップ、サブスクリプションでアッという間に100万回再生超えを記録!自身にとって原点回帰となるネオソウルや、世界中の音楽ファンが<次のトレンド!>と注目するLo-Fi Hip Hopに、日本人特有のメロディセンスを注入した唯一無二のクリエイション!今まさにトレンドがアジアへと移行する中、世界から最も注目を集めるキーボーディストがここ日本から重要作をドロップ! (C)RS
JMD(2019/04/18)
中村佳穂やMrs. GREEN APPLEとのコラボ、絢香、Uru、Dream Ami、iriらの楽曲プロデュースなど、いまや日本のポップ・シーンのド真ん中で活躍するようになった鍵盤奏者/トラックメイカーの4作目。自身の音楽的ルーツである2000年頃のネオ・ソウルを現代的な視点から捉え直したような作りは前作『k is s』とも共通するが、今回はドラム、ギター、ベース、トランペットまでもみずから演奏し、音の余白に漆黒の宇宙が広がるストイックなグルーヴを獲得。そこに浮かぶ吐息を溶かしたようなヴェルヴェット・ヴォイスが極上の聴き心地を保証する。限定盤のみ付属のピアノ・カヴァー集ではディアンジェロやマーヴィン・ゲイらの名曲を取り上げており、その選曲と本編の内容のリンクも興味深い。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.427(2019年5月25日発行号)掲載)