ポスト・ハードコア/モダン・メタル・シーンに大きな傷跡を残し、2013年に惜しまれながら活動を休止させたATTACK ATTACK!のドラマーだったAndrew Wetzelが、元LIFE ON REPEATのAndrew BaylisとDevon Voisine、元STRANGERS TO WOLVESのChris Parketny、そして元DOWNPLAYのEvan Mckeeverと共に新たに始動させたスーパーグループが、このNINE SHRINESだ!
2016年にシングル「King of Mercy」を公開し、そのモダン・ヘヴィネス渦巻く強靱なサウンドとポスト・ハードコア然としたヴォーカル・スタイルで一気に注目を集める存在となった彼ら。2017年にデビューEP『MISERY』を発表、力強いサウンドと圧巻のメロディが同居する「King of Mercy」といった楽曲や、メロディ・メイカーとしての才能を強く感じさせる「Lost」といった楽曲で聴かせる、2000年代のモダン・ヘヴィネスと現代のアグレッシヴさ/ブルータリティとを融合させた音像で、世界のヘヴィ・ミュージック・ファンから注目を集めてきた彼らが、まさに"待望"のデビュー・アルバム『RETRIBUTION THERAPY』を完成させた!デビューEPリリース以降、VOLBEATやHALESTORM、CHIMAIRAやSHINEDOWN、そしてALL THAT REMAINSやNONPOINTなど、00年代ヘヴィ・シーンのカリスマから現在の骨太ハード・ロック・サウンドの代表格らとステージを共にし、自らのヘヴィネスにより磨きをかけていった彼らが、各メンバーそれぞれのキャリア、そしてナイン・シュラインズとしての経験、その総てを吐き出して完成させたこの『RETRIBUTION THERAPY』。プロデュースにはMY CHEMICAL ROMANCEやALL THAT REMAINS、PAPA ROACHなどを手掛けるダン・コーネフを起用しており、彼らの持つ獰猛性、メロディ、内に渦巻く感情、その全てを最大限に引き出した圧巻の音像がここに収録されているのだ。
Andrew Wetzelはこうコメントしている。
「90年代後半から00年代に活動してきた素晴らしいバンド達…、POWERMAN 500とか、彼らはルックスもサウンドも、そしてパフォーマンスも、総てがクールで、独自性を持っていただろ。俺達はその境界線をもっと推し進めていくために、出来る限りの事をやり切ってきた。ダンとレコーディングするなんて、俺達にとって最高のシナリオさ。彼が持つ感情や興奮は、いつだって俺達を刺激し続けてくれたよ。俺達の要素全てを、より激しいものへと引きだしてくれたんだ」
シーンにおけるマスターピース的なサウンドを欠落させることに対する激しい拒絶感を抱きながら、モダン・ヘヴィネスの全てを完璧な形で融合させて吐き出すこのナイン・シュラインズ。ラウド・ミュージックが好きな人なら見過ごすことなどできないほどの存在感を既に放っているという事実は、2017年のデビューEPでしっかりと証明してくれていたのだが、そのEPを軽く凌駕するほどの凄まじいデビュー・アルバムがここに届けられたのだ。2019年は、このナイン・シュラインズの年になるかもしれない、そう思わせるほどの説得力に満ちたこのデビュー・アルバム『RETRIBUTION THERAPY』…、全ヘヴィ・ミュージック・ファンに是非チェックして欲しいアルバムだ。
発売・販売元 提供資料(2019/03/27)