「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」のシティ感は流石、恵比寿感じる。それこそ新宝島の様に超POPで振り切った曲もあるし、陽炎の様にちょっと昭和歌謡+テクノ的な初期サカナ要素も散りばめつつ。其々のDISCで表現する音楽の顔を変えてるのが素晴らしい

久しぶりのアルバムの１曲目、忘れられないの　この曲イントロでもうブチ上がりました

『新宝島』『忘れられないの』などシングル曲も多数で、1枚目は「東京」と2枚目は「札幌」とコンセプトの差別化がしっかりしており存分に楽しめた。

『ナイロンの糸』切なさと浮遊感がドンピシャに好みに刺さりました。

待望のアルバムでした。聴くとやはり天才的。楽曲によって色も様々で、待ちわびていた時間も満足させてくれました！

今回のアルバムはそれぞれのディスクごとで違った表情を見せ、一枚目では都会の明るさを表すようなポップでキャッチーな雰囲気が、変わって二枚目では故郷に思いを馳せる様などこかもの悲しい雰囲気があります。アルバムタイトルなど随所にサカナクションの思いが込められており、聴けば聴くほど深くその世界観に飲み込まれていくようです。

忘れられないの、新宝島、キキッドルーム、茶柱、ワンダーランド、、ロックとダンスミュージックどちらに片寄ることなくこれまでのサカナクションを総括するような、新たなサカナクションを感じさせるアルバム。

以前に『メディアの表面に流れる音楽と真剣勝負の殴り合い』と山口一郎さんが

ラジオだか、テレビだか、雑誌だか、、忘れてしまいましたが、、、。

で言っていたのを思い出しました。

常に音楽に真摯に向き合い続け、良い意味で裏切ってくれて、進化しつつ、サカナクションらしさは決して失われる事は無いので、私は大好きです。

待っていて良かったと心の底から思いました。素晴らしいです。

今回も最高のアルバムだなあ。どの曲もそれぞれの曲の良さが溢れていて、ついつい通して聴いちゃいます。個人的に「ユリイカ」の聴き比べをするのが好きです。タイトルの数字が何を表しているか知った時は驚きました。

聞けば聞くほど惹き込まれる、サカナクション６年ぶりのフルアルバム。東京verのDisc1は「新宝島」をはじめとしたノリよく入れる楽曲、札幌verのDisc2はバラード寄りのサウンドを通して引き込まれるような楽曲が並んでいて、どちらもサカナクションらしい世界観へと引きずり込まれるタイトルになってます。