ベースメント・ジャックスやディスクロージャーのリミックスも手掛けるなど躍進著しいポーランドの奇才キャッツンドッグスの新作はキディ・スマイルやジェームズ・ユイルら華やかなゲストに彩られたポップな新機軸作!
アトモスフェリックなシンセや温もりのある生音を絶妙に編み込んだ、ディープでありながらもメロディアスかつダイナミックな全方位型ダンス・サウンドを確立してまさかの覚醒&ネクスト・レヴェルでのブレイクなるか!?
クロード・ヴォンストローク主宰「Dirtybird / Mothership」から2007年にデビュー、毒気を孕んだ唯一無二の美的センスでリッチー・ホウティン、ダミアン・ラザルスからチョコレート・プーマまで、名だたるビッグネームをも魅了しテック・ハウスやエレクトロの垣根を越え広範なファン・ベースを確立、かねてからその将来が嘱望されていたポーランドの奇才デュオ=キャッツンドッグス。近年はベースメント・ジャックスやディスクロージャーのリミックスも手掛けるなど活躍の場を広げ、いよいよ本格ブレイクへの期待もマックスな彼らが、2015年作『Basic Colour Theory』以来となる3年半ぶりの新作『Friendship』(通算第4作))を携えカムバック。
ジェームズ・ユイルをフィーチャーした「There」、ポーランドのジェシー・ウェアともウワサされるロザリー参加の「Mind」、レイドバックしたレゲトン・マナーの「Yi Fang」、キディ・スマイル&ルージュ・マリーとタッグを組んで王道のディープ・ハウスにアプローチした「One Plus You」、レイヴィーな「New Love」、ニューウェイヴな「Never Go Down」、ムーディーでジャジーな「Last Song For Berlin」などなど、アトモスフェリックなシンセや温もりのある生音を絶妙に編み込みつつ、ディープでありながらもメロディアスかつダイナミックな全方位型のダンス・サウンドを見事に確立、ボーカル要素も多めで、ポップに聞ける会心の一枚となっております。
発売・販売元 提供資料(2019/03/15)
生音を活かしたクリック&ミニマルなサウンドで評価を得たポーリッシュ2人組の新作は、音の抜けの良さとゲストの力を借りてポップなフィーリングを増幅させ、可能性を広げている。ジェイムズ・ユール参加の物憂げな"There"、レゲトン・マナーの"Yi Fang"、これぞディープ・ハウスと言いたい王道の"One Plus You"など、アトモスフェリックかつ優れたメロディーを配した傑作ダンス・アルバム!
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)