2007年結成。Masumi(dr)とHaru(ba,vo)から成る、東京ベースの激烈ロックデュオ、MOJAの5th album。今作はBo Ningenを手がけた事でも知られるTobin Jonesによって、全曲ロンドンにてレコーディング/ミキシングされ、教会でのレコーディングまで敢行。マスタリングは同地にてJunkie XLやTravisを手がけた事でも知られるPhil Joannidesが担当。両者の強力なタッグにより、ライブバンドMOJAのワイルドな魅力が最大限に引き出されている。一切の無駄を省き、機能美すら感じさせる今作の楽曲群は大胆かつ緻密、スリリングかつエキサイティング。十年選手MOJAの経験と技術が凝縮された、リピート再生必須の高濃度な内容となっている。これはMOJAにしか成しえない世界水準のロックスペクタクルだ! (C)RS
JMD(2019/03/26)
世界に名を馳せるベース/ヴォーカルとドラムスの爆裂男女デュオによる新作は、BO NINGENも手掛けるエンジニアを迎え、ロンドンでのレコーディングを敢行。ミニマルな反復の緊張感と、パンキッシュな4つ打ちの疾走感が生む鮮やかなコントラストは、10年以上に及ぶキャリアの賜物だと言えよう。シンセを含むダンス・ミュージック的なテクスチャの一方で、教会での録音による自然のリヴァーブを活かした音像も魅力的。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)