フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年04月12日 |
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規格品番 |
AMIP-0165 |
レーベル |
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SKU |
4532813341651 |
前作『The Art Of Hanging On』から数えること4年。このアルバムの完成までの過程は決して簡単なものではありませんでした。前作リリース直後、バンドのソングライターでフロントマンのニック・ヘミングと、バンドのフルート奏者ヘレン・ウィテカーの離別が起こり、その結果、ニックは長年暮らしたブライトンから移住することに。その後18ヶ月に渡り、いくつかの場所を転々とし、重大な別れと折り合いをつけながら書き連ねた曲のデモがこの2枚組の大作『Arrivals & Departures』の礎となりました。
ニックが転々としたUKのピークディストリクト、コッツウォルズ、そしてフランスのリシュリューのアパートの他、ロンドンのユニオンチャペル、ザ・キンクスが創設した名スタジオ、コンク・スタジオなど様々な場所でレコーディングが行われた本作は、もともとは別離をテーマに扱いながら、分裂と境界、失われた希望(ブレグジットを指すととおもわれる)など、劇的に移り変わり行く世界について、定評のある知性的なリリックで歌われています。
すばらしいソングライティングと職人的なまでに精緻なプロダクションとアレンジは、混沌さを隠さないこの作品においてもザ・レジャー・ソサエティならではの安定感を誇っており、一聴して「上質なポップ・ソング」と感じさせるのはまさに職人技と言えるでしょう。デビュー・アルバムの時からザ・レジャー・ソサエティの音楽を認め、賞賛を惜しまなかったあのブライアン・イーノの他、エマ・ガトリルなどが参加。さらにUKの詩人リズ・ベリーが流麗なポエトリー・リーディングを披露しています。2枚組全16曲のロード・ムーヴィーのような、はたまたダイアリーのような、パーソナルであると同時に普遍的な作品。
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 00:00:00
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1.[CD]
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1.Arrivals & Departures
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2.A Bird A Bee Humanity
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3.God Has Taken A Vacation
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4.I'll Pay For It Now
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5.Overheard
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6.Let Me Bring You Down
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7.Be You Wherever
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8.Arundel Tomb
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2.[CD]
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1.Don't Want To Do It Again
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2.Mistakes On The Field (Part I)
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3.Mistakes On The Field (Part II)
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4.Leave Me To Sleep
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5.Beat Of A Drum
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6.There Are No Rules Around Here
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7.You've Got The Universe
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8.Ways To Be Saved
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UKの名チェンバー・ポップ・バンドが4年ぶりに新作を発表。グループ内の恋人同士が別れたことから当初は〈離別〉がテーマだったらしいが、蓋を開ければ絶望の先の仄かな希望を感じさせる穏和な曲が多め。2枚組全16曲というヴォリュームも、緻密でフォーキーな香気が漂うサウンドも、時流に左右されない職人気質なこだわりを感じさせる。デビュー時より彼らを賞賛してきたブライン・イーノがゲスト参加。
bounce (C)北爪啓之タワーレコード (vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)
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