コモン、ロバート・グラスパーによるコラボ・ユニット。
ストリーミング限定だったコモン、ロバート・グラスパー、カリーム・リギンスによる最強のコラボ・ユニット、August Greeneの音源がようやくCD化!この面子で悪い訳がないですが、想像以上です!、90'SHIPHOP/R&Bと新世代JAZZが融合した傑作。ゲストVo.陣も素晴らしいですが、何よりコモンのラップが冴えまくりです!個人的には(4)の"Practice"で秒殺。
(C)アミュプラザ博多店:屋良 朝三
タワーレコード(2019/03/22)
90年代ニュースクール期から活躍するシカゴ出身のベテラン・ラッパーであり俳優でもあるCommon、名門Blue Noteからの諸作や名だたるヒップホップ・アーティスト達との共演でも知られるピアニストRobert Glasper、J Dillaの『The Shining』を手掛けたことでも有名な天才ジャズ・ドラマーKarriem Riggins、そんなスーパースター3名が集った奇跡のコラボレーション"August Greene"のアルバムが、遂に日本でもフィジカル・フォーマットにて発売解禁となった。アルバム全編を通して充満する強烈なまでのブラックネス、現代アメリカの世相を映し出すコンシャスなリリック、ジャジーでオーガニックなグルーヴを紡ぐ極上のセッションは、全方位のブラック・ミュージック好きの心を捉えるに違いない、一世一代の素晴らしき音の邂逅だ。 (C)RS
JMD(2019/02/14)
コモン、ロバート・グラスパー、カリーム・リギンスによるコラボ企画盤がCD化。洒脱でオーガニックな聴き心地の中にいくつものフックが潜むが、なかでもグラスパーのジャズ~R&B感覚が発揮されたメロウな"Aya"や、リギンスの絶妙にねじれたドラムが肝となる"No Apologies"あたりが聴きもの。ブランディを迎えたサウンズ・オブ・ブラックネスのカヴァー"Optimistic"の気高い昂揚感も最高だ。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.425(2019年3月25日発行号)掲載)