ブレス しあわせの呼吸

人工呼吸器をつけて36年間──なぜ彼は〈世界一幸せ〉に生きられたのか?
世界を笑いと感動で包んだ『ブリジット・ジョーンズの日記』の名プロデューサーが両親の奇跡の実話を映画化!

◆アカデミー主演男優賞ノミネートのアンドリュー・ガーフィールドとゴールデングローブ主演女優賞受賞のクレア・フォイ 若手実力派の2人とイギリスの伝統を受け継ぐ名優たちの共演!
ロビンに扮するのは、アンドリュー・ガーフィールド。想いが溢れ出る表情だけの演技で、ロビンのダイナミックな半生を演じきった。ダイアナには、クレア・フォイ。不屈の魂と洗練された美しさをあわせ持つ英国女性を情感豊かに演じた。ダイアナの双子の兄を一人二役で演じたのは、トム・ホランダー。ロビンの車いすを発明しただけでなく、他にも数々の功績を残した著名な大学教授のテディには、ヒュー・ボネヴィル。

◆名プロデューサーが両親との素晴らしい思い出を映画化!
『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』など、笑いと感動を届け続けてきた、世界屈指の名映画プロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュ。彼が心にずっと温めてきた自らの両親の物語。不可能を好奇心と勇気で可能に変え、同じ境遇の人々の心と暮らしをハッピーにすることにも力を尽くした父ロビンと彼に尽きることのない無償の愛を注ぎ込んだ母ダイアナ。ロビンとその家族の奇跡の実話が、母と共に父の手足となった一人息子によって映画化された。

◆余命数ヶ月と宣告されてから36年 人工呼吸器と共に、世界一幸せに生きた男と家族の奇跡の実話!
ロビンがポリオと診断されたのは、ダイアナと結婚し、もうすぐ子供が生まれるという幸福の絶頂の時だった。医師からは「余命数ヵ月」と宣告され、病院のベッドから一歩も動けなくなったロビンは絶望の中へと落ちていくが、医師の反対を押し切って、ダイアナが自宅介護に挑戦してくれたことで、ロビンは生きる気力を取り戻す。さらに、友人が発明した人工呼吸器付きの車いすで、戸外での活動はもちろん、世界への旅も実現、病を得てもアクティブに生きられることを広めるために、ロビンはさらなる冒険へと飛び立っていく──。運命は変えられなくても、生き方を変えることで、どんな人生も心底楽しむことができる。幸せへの鍵は、すべて自分の心の中にあることを教えてくれる感動の実話。

◆イギリスらしさを作品に込めて感動に昇華させた製作陣!
監督は、俳優としても知られるアンディ・サーキス。奇才ピーター・ジャクソンに認められ、『ホビット』シリーズの第2ユニット監督に抜擢されたサーキスの、本作が長編監督デビュー作。
驚くべき実話に忠実に紡がれた脚本は、ウィリアム・ニコルソン。クリケットやガーデンパーティ、ティータイムなど、英国のエレガントな暮らしとのどかな田園風景、そして旅先の雄大なアフリカや陽気なスペインの風景を捉えた撮影監督は、ロバート・リチャードソン。