30年にわたって独自の音楽世界を展開するマシュー・シップのトリオ作!80 年代後半から30 年以上にわたり、独自の世界を切り拓いてきたピアニスト、マシュー・シップの最新作品。FMP, Eremite, Silkheart, Leo, Rogue Art、そして、自らがキュレーターともなるThirsty Earと、リーダー作、共同リーダー作で85作のアルバムをリリース。本作は、そのThi rsty Earで、2017年にリリースされた『Piano Song』と同メンバーでの、トリオ・フォーマットでの作品になる。長年演奏を重ねてきたベーシストのマイケル・ビジオ、そして、ドラマーのニューマン・テイラー・ベイカーとの演奏は、激しく強靭、時として狂暴であると同時に、美しくエレガントな側面も持っている。またアブストラクトでフリーなリズムと共にスウィングのビートがあいまみえる。流動的に即興的な演奏が繰り広げられる中、ハッとさせるようなメロディ感覚もあり、力強いタッチであると同時に、重力に反するかのような和音の響きには、常に驚きが満ちていて、マシュー・シップというアーティストのオリジナリティが重厚に響きわたる。タイトル・トラックであるオープニングのイントロの美しさに導かれながら、ミニマルなものが折り重なりながら、フレーズが自由に飛び散っているようなその名も"Fl yi ng Saucer"(空飛ぶ円盤?)と題されたM3、そして、圧巻のラストまで10トラック。16分に及ぶ三人の刺激的な即興劇には、濃密で刺激的な会話があふれる。マシュー・シップ曰く、「ピアノ・トリオはジャズにおいてベーシックなフォーマット。その中で、イマジネーションを投入し、トリオの仲間と共に、自分たちがどこに行くことができるのか、探検できることを誇りに思う」とのことですが、数年にわたって、シップと関係を築いてきたレーベルESPにとっても待望のリリースです。
発売・販売元 提供資料(2019/02/14)
Magnet - "Stark, swinging and magnetic, this music rewards deep-drilling exploration by players and listeners alike."
Magnet - "Stark, swinging and magnetic, this music rewards deep-drilling exploration by players and listeners alike."
Rovi