2004年3月、横浜で結成された9mm Parabellum Bullet。2019年結成15周年を迎えるのを記念し、デビュー以降のオリジナルアルバムを、初となる紙ジャケ+SHM-CDでリイシュー!本作は、2011年6月発売4thアルバム。その壮絶なライブパフォーマンスで各地ソールドアウト続出、2010年9月に発売されたLIVE DVDがオリコン・ウィークリーチャートで2位を獲得など、日本のロックシーンを牽引するバンドに成長。3枚のアルバムを経て辿り着いた、全ロックファン必聴の、激しくも圧倒的な演奏の中に潜む感動的に美しいメロディーで、新たな音楽ジャンル"9mm"を確立した全11曲収録。 (C)RS
JMD(2019/02/13)
<いや~笑った!>なんて言ったら誤解されそう&失礼だけど……やはり今回もその痛快な仕上がりに笑ってしまった。スラッシーな“新しい光”に顕著となったエクストリームさがより躊躇なく押し出され、豪快かつテクニカルで複雑な構成の楽曲がこれまで以上に多い気が。月並みな言い方だけど、いわゆる9mmらしいサウンドがより深められているというのが正直なところだ。特に“Scenes”や“Endless Game”あたりの執拗に畳み掛けるダイナミックなアウトロなんかは一歩間違うとギャグになりかねないレヴェルだが、そこをギリギリINにしている本気度が非常に快感中枢を刺激する。また、ドラムがドカドカしている一方でサウンドはファンタスティックなミディアム“星に願いを”は、バンドの個性を活かした変化球!
bounce (C)加藤直子
タワーレコード(vol.333(2011年6月25日発行号)掲載)