2012年発表の『B級映画のように2』以来7年ぶりとなる今作は、「Ride On Time (時代の波に乗る)」をテーマに、「自分の心の声」にフォーカスし作り上げたアルバム。プロデューサー陣は、自身がビートメイクする時の別名義=Falcon a.k.a. Never Ending One Loopを中心に、KM、VaVa、Automatic、DJ UPPERCUT、ジュークのビートメイカーのAce-up、そして何度もタッグを組んできたEVISBEATSらが参加。
そしてフィーチャリングにはライヴで何度も共演するうちに仲良くなった知立のリリシスト「C.O.S.A」。そして田我流が震え上がった才能を持つ女性シンガー「NTsKi」、スキットに田我流が心の兄と歌う奇才、KILLER-BONGが友情出演し花を添えてくれている。
発売・販売元 提供資料(2019/03/28)
2012年の衝撃作『B級映画のように2』から7年。EVISBEATSとの「夢の続き」やKMとの「夜のパパ」など客演作で話題を呼んだ田我流が、3rdアルバムを時間どおりにドロップ。 (C)RS
JMD(2019/03/26)
ソロとしては高い評価を受けた『B級映画のように』以来となる待望のサード・アルバムがついに登場。徹底的に自分と向き合い、考えを巡らせる彼自身の厳しさ、激しさと音楽の重みを見た前作から7年、守る家族ができたことで切実さを増す現実との闘い、そして作り手としての苦悩との闘いと、公私に渡る岐路が影を落とすも、AutomaticやKM、VaVaやDJ UPPERCUTらの新たな音に向かうことで乗り越えんとみずからを解放する姿は軽やか。別名義でほぼ半数のビートを自身で手掛けたことも然りで、Ace-upと共同制作したジュークの"Hustle"にもいい意味で裏切られた。現状打破のアドレナリンを燃やす圧巻の"Deep Soul"をはじめ、もはや定番となったEVISBEATSや、C.O.S.A.との曲も収録。
bounce (C)一ノ木裕之
タワーレコード(vol.426(2019年4月25日発行号)掲載)