サンダーキャットら豪華ゲストが華を添えた傑作が完成。
通算3作目となる本作は間違いなく彼女のキャリアにおける決定打となった。太く機械的なベースラインにドラムブレイクは多彩なゲストと共にUK音楽の要素を盛り込んだ非常にコンシャスな内容。スリリングな(1)で幕を開け流れるようにスキル全開の(2)、クロニクスを迎えての(4)、先行ヒットを記録した(6)など全く隙のない1枚である。
(C)グランツリー武蔵小杉店:柴野 直史
タワーレコード(2019/03/15)
ケンドリック・ラマーをして「本物」と言わしめ、ゴリラズのワールド・ツアーでは数々のハイライトを飾り、アンダーソン・パック、アブ・ソウル、ローリン・ヒルら錚々たるアーティストたちがライヴのサポート・アクトに指名する大ブレイク必至のMCリトル・シムズが通算3作目となるオリジナル・アルバム『GREY Area』をリリース!本作では旧知の仲であるインフローをプロデューサーに迎え、ソリッドでディープなバンド・スタイルからメロウなネオ・ソウル~ローファイ・ヒップホップ・サウンドまでより多彩な表現を獲得。また、前作に続いての参加となるルーツ・レゲエ・リヴァイバルの旗手にして盟友クロニックスに加え、無敵のベーシストとなったサンダーキャット、北欧エレクトロの至宝リトル・ドラゴン、そしてビル・ウィザーズやテリー・キャリアーの再来として今やUK屈指のソウル・シンガーへと上り詰めたマイケル・キワヌーカら豪華ゲスト陣がアルバムに華を添えている。群雄割拠のフィーメール・ラッパー・シーンにおいて、そのキャリアの決定打となるであろう傑作がここに完成した。
発売・販売元 提供資料(2019/02/25)
UKの人気フィメール・ラッパーが2年強ぶりに発表した3作目はグライミーなヒップホップ・サウンドをベースにソウルやレゲエ、ポップスなどさまざまなエッセンスも感じさせ、これまで同様の多彩な内容に。前作に続いてのクロニックスやリトル・ドラゴン、マイケル・キワヌーカといったゲスト勢とのコラボはどれも秀逸で、特にクレオ・ソルの儚げな歌声が耳に残る"Selfish"が印象深い。
bounce (C)Masso187um
タワーレコード(vol.425(2019年3月25日発行号)掲載)
強いエネルギーが感じられて、雰囲気も抜群!!!!!