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| フォーマット | SHM-CD |
| 発売日 | 2019年03月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ユニバーサルミュージック |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 紙ジャケット |
| 規格品番 | UPCY-9897 |
| SKU | 4988031321256 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:47:11

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「Steppin’」は、安部作品の中では少数派の”陽”のカテゴリーに入る楽曲だが、気障で気取った感じが見られない、竹を割ったような作風で、とても聴き心地がいい。バックのコーラス隊も陽気に弾んでいて、初夏の陽光が降り注ぐ表通りを気持ちよく歩いている。何ともいえない”幸福感”で満ち溢れている。
続く「PUMPS」はストレートな失恋ソングなのに、思いっきりポジティヴだ。シチュエーションが似ている財津和夫(チューリップ)の「サボテンの花」とは違う結末だが、歌詞を見る限り、出て行ってしまった恋人が戻ってくるとは思えない。赤いパンプスは彼女の形見のように残されていて、男は彼女への想いを断ち切ることができないでいる。それでも男はハッピー・エンドを期待している。だから、曲調は現在進行形の恋愛を唄っているみたいに陽気で明るい。間奏のヴォイス・エフェクトのようなキーボードも弾んでいる。”淋しい”のに”寂しい”と強がっている辺りも安部恭弘らしい。個人的には、奇蹟の大逆転を信じる”切ない”男心に共鳴してしまう。
他にも、宵闇迫るジャケットの雰囲気を伝えている妖艶な「LADY」、”哀愁”をそのままパッケージしたような「黄昏」など、本来の安部節も健在だ。小さな幸せを大切にしている「So Good So Fine」や、ピースフルでイージーな未来の訪れを予感させる「CLOSE YOUR EYES」といったスペックの高いアイテムも要所を固めている。こうした佳曲たちが集められて、この最高傑作は創られている。