イ・ランと柴田聡子、日韓を渡って交歓した言葉とメロディー。
合同ツアーから2年半、コラボレーション音源がようやく完成!ツアー時のハイライトだった共作曲や、ツアーとお互いを名残惜しむよな曲、ツアー道中に食べたあれこれを掛け合ったユーモラスな(5)など、涙あり笑いありの充実作。国境を越えた言語感覚、ふたりの相性の良さも聴きどころ。
(C)新宿店:寺本 将己
タワーレコード(2019/02/15)
2016年11月に全国7都市を巡り、文字通り立錐の余地もない満員のオーディエンスの前での爽やかなキッスと共に笑顔で終わったイ・ランと柴田聡子のランナウェイ・ツアー、実はその続編としてツアーの翌月にイ・ランが密かに来日、ふたりでレコーディングを敢行したコラボレーション音源がようやく完成。ツアー時のハイライトだった共作曲「Run Away」はもちろん、ふたりのハーモニーがらせん状に空高く舞い上がるリリカルな新曲や、ツアーとお互いを名残惜しむような「バカ 漏斗」、さらに道中に食べたあれこれを掛け合ったユーモラスな「おなかいっぱ~いです」まで、涙あり笑いありの旅のお土産としてだけでなく、音楽家としてのふたりの相性の良さ、国境を超えた言語感覚の親和性と化学反応、アプローチの違いも感じられる充実作となりました。 (C)RS
JMD(2019/01/08)
2016年に国内7都市を巡った「イ・ランと柴田聡子のランナウェイ・ツアー」の1か月後に録音されたという本作。「柴田ちゃんは友達だけどラヴな感じ、セックスはしてないけどラヴなんです」(イ・ラン)と語るほど仲の良い(良すぎ?)2人だけに親密で軽やかで自然体な作品となっている。基本的にはアコースティック・ギターと歌が中心。けれども韓国語と日本語、そして響き方や伸び方が異なる歌声が重なり合うことで、"1+1=∞"な豊かさを生んでいる。掛け合いが聴ける《バカ 漏斗》やパンソリ(韓国の伝統芸能)風の《おなかいっぱ~いです》も楽しい。
intoxicate (C)天野龍太郎
タワーレコード(vol.138(2019年2月10日発行号)掲載)