USデスメタル界の伝説MALEVOLENT CREATION(マルヴォレント・クリエイション)同胞を失いながらも前進する決意と覚悟で臨んだ新作『The 13th Beast』
1987年にNY州バッファローで結成。デスメタルの聖地・フロリダ州タンパに活動拠点を移した後も一貫して伝統的デスメタルをプレイし続ける功労者MALEVOLENT CREATION(マルヴォレント・クリエイション)。結成時から在籍するメンバーはPhil Fascianaのみであり、Century Mediaに移籍を果たした前作『Dead Man's Path』(2015年2月発表)では、Justin DiPintoが『The Will to Kill』(2002年)以来となる電撃復帰を果たしたことで話題を呼んだが、再び脱退。作品をリリースする毎にラインナップが変遷していくバンドとしても知られる。今作『The 13th Beast』も例に漏れず、Phil以外のメンバー全員が一新されている。
ラインナップは、Phil Fasciana(guitars) P.M.Cancilla(drums) Josh Gibbs(bass) Lee Wollenschlaeger(vocal/guitar)の4人編成。今作の鍵となるのが、新ヴォーカリストのLee Wollenschlaegerの存在だ。彼は、大腸がんのため2018年7月7日に亡くなったBret Hoffmanの後任として白羽の矢が立った人物である。「俺の人生で最もお気に入りのバンドに加入できたことは、とてつもない名誉であり、最高のメンバーたちとジャムできるなんて大きな喜びだよ。そして俺たちは、バンドの歴史において最も冷徹で情け容赦ない作品を生み出すことができたんだ」というLeeに対して、Philも彼の才能を認めている。「Leeから送られてきた楽曲や彼のソロ・プロジェクト(IMPERIAL EMPIRE)は、とても素晴らしいものだった。彼が歌うMALEVOLENT CREATIONのデモソングを聴けば、ヤツの才能を誰も否定できないだろう。そしてLeeはギタリストでもある。これからバンドの新たなカタチを見せられると思うよ。」衝撃のデビュー・アルバム『The Ten Commandments』から18年。USデスメタル・シーンを支え続けるMALEVOLENT CREATIONの新作『The 13th Beast』。今作も凄まじいスピードと攻撃性、さらにメロディックで印象的なギターリフ、強いフックを内包し、丹念に磨き上げられた楽曲がズラリと並んでいる。ファンたちに狂喜と共に受け入れられることは間違いない!
発売・販売元 提供資料(2018/12/14)