現在最注目を浴びる宮崎県出身のラッパー、GADORO。
日本一のバトルMCを決める大会「KING OF KINGS」では2016/2017と2連覇を達成するなど、名実ともにトップクラスのバトルMCとして名を馳せてきた。
これまでに『四畳半』、『花水木』と2枚のアルバムをリリースし、自分の生き様を表現した生々しいリリックが共感を生み、確かな実績や人気を得てきたGADOROが3枚目のアルバムとなる『SUIGARA』をリリース!
ハングリーかつ胸に突き刺さるリリックなどはそのままに、前作から数々のライヴや客演を経験し、より進化を重ねたGADOROの「今」が詰まった作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2019/02/20)
KING OF KINGS前人未到の2連覇を達成した宮崎出身のヒップホップドリーマー、待望の3rdアルバム発売!ハングリー且つ胸に突き刺さるリリックなどはそのままに、前作から数々のライブや客演を経験し、より進化を重ねたGADOROの"今"が詰まった作品となる。 (C)RS
JMD(2018/12/28)
メジャー進出作となる3作目。LAMP EYE"証言"を引用した"RED ZONE"で聴かせるMCバトル仕込みの瞬発力は言わずもがな、〈KOK〉2連覇の偉業にも驕ることなく、みずからを〈クズ〉と戒めてリアルな感情を曝け出すスタイルは、本作にも通底している。J-REXXXを迎えた"チャレンジャー"などの男気路線もありつつ、DJ PMXの哀感漂うビートに乗せて彼女との別れを愛憎交えて歌う"レイニーブルース"から、かつての支え合った日々を懐かしむ"三日月"、そしてアサキの歌声が切ない"オトノ葉"へと至る流れには、彼の詩情と私情がたっぷり。ライヴDJのDJ MXNISTに宛てた"相棒"も熱いが、前作『花水木』収録の"カタツムリ"に続き、亡き祖母への想いを綴った"最期の詩"は涙なしには聴けない。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.424(2019年2月25日発行号)掲載)