早耳たちの間で話題の木(ki)の1stEPが遂にリリース。
2018年4月ネット上に公開したMV“ai ni iko”が話題になりつつも、いまだ謎の多い4人組が遂にフィジカル作をリリース。ミニマルなエレクトリック・サウンドに、切なくもラグジュアリーなギター、浮遊感溢れるシンセが絡むと、甘くメロウなサイケデリアがユラリと立ち上がり、とにかく気持ち良いです。調べると、ルイス・コールのオープニング・アクトを務めたり、元plentyの江沼郁弥氏の作品にも一部メンバーが参加しているとのこと。とにかく必聴。ライブが観たいです。
(C)吉祥寺店:狩野 卓永
タワーレコード(2019/01/18)
2018年4月22日、"木"という名のTwitterアカウントが初めてのポストを行った。短い挨拶文と共に貼られた『ai ni iko』のMVリンクはSNS、クチコミを中心に拡散され、素性不明のバンドが発信した楽曲の音楽的な完成度の高さと2010年代の音楽のトレンドを一歩引いた場所から咀嚼したようなつかみどころの無いサウンドと歌詞に呼応され、バンドの実態に迫るメディアもあらわれる事態となった。バンド"木"として初のフィジカル作品となる本EPは、OGRE YOU ASSHOLEやD.A.N.にみられる研ぎ澄まされたミニマル、メロウネスな音像や環境音楽へのアプローチや実験性が垣間見え、無数に枝分かれし成長していく音楽が収録された作品となっている。 (C)RS
JMD(2018/11/21)