ザ・ポップ・グループの中心メンバーであり、その後ソロとして活躍したポスト・パンクを代表するマーク・スチュワートの歴史的最重要作!マッシヴ・アタック、ワイルド・バンチ、トリッキーといったブリストルのイノヴェーターたちの指標となり、後にトレント・レズナーやナイン・インチ・ネイルズにまでその影響を広げた『ラーニング・トゥ・コープ・ウィズ・カワディス』(83年)が、新たに発掘された10曲の未発表曲集『The Lost Tapes』(DISC-2)を加えた新装版で《MUTE》から再発!
今回発掘された未発表音源は、十二分に熟成された攻撃的「Intro」で幕を開け、続く2曲目「May I」は、最近フランスで発見された(テープ)楽曲で、起承転結など介在しない生々しく壮大な未踏のダブを聴くことができる。他にも「The Power of Paranoia」の別バージョン「Paranoia」や「The Weight」は、武器貿易の反対運動に長年参画してきたマークの飾り気のない息吹を感じることができる。また、この未発表作品集において、マークとエイドリアンの初コラボ作品である「Conspiracy」と、代表曲「Jerusalem」のプロトタイプ(最初のヴァージョン)が収録されている点にも注目したい。「異形の傑作」として知られる本編『ラーニング・トゥ・コープ・ウィズ・カワディス』は、マークとエイドリアンの邂逅から"ザ・マフィア"として集った、デッドリー・ヘッドリー(The Revolutionaries / Sound Dimension etc)、ボンジョ・アイ(African Head Charge)、チャーリー・エスキモー・フォクス、エヴァ・ウェリントン(Dub Syndicate)、ジョージ・オーバン(ASWAD)、《ON-U》のSingers & Players からクルーシャル・トニーとデズモンド・コーク、ジョン・ワディントン(THE POP GROUP / MAXIMUM JOY)などが参加。オリジナル・リリースから約35年もの時を経た今尚、強烈な追撃として再び発表される。
発売・販売元 提供資料(2019/01/10)